私がメンヘラから抜け出せた理由

・自分は悪くない。
・そんなつもりは一切ない。
・なんでこうなるか分からない。
・人間関係でいつも拗れる。
・嫌が沢山ある。
半数以上、当てはまったら赤信号。

メンヘラって何？は、ややこしくなる。
元気を味方にすることが下手くそな状態って大雑把にザクっと括る。

今思えば幼少期からずっとメンヘラだったと思う。
そんな私が抜け出せた理由があるとしたら、隣にいてくれた人が誰も居なくなって、大切な居場所も失ったからだと思う。

自分にとっての都合の良さや心地好さを重視する嫌やゴタゴタから逃げる生き方はやめて、人生レベルでちゃんと関係を築きたくなった。

普通とは言えない環境で育ったからとか
経験しないで良いような経験があるとか
性格だとか思考癖とかトラウマや過去etc
そんな重箱の隅をつつくような理由探しをしたら誰だってキリがない。
理由探しには意味がないし解決にも繋がらない。

誰だってメンヘラになれる要素はあるから特別な話でも他人事でもなんでもない。

他人の中で生きにくさを感じる瞬間は誰にもあるけど、それが塵も積もれば山となるとヒトは誰だって心身のバランスを崩す。

一度や二度ならなんてことない事だとしても、繰り返しが重なると他人は離れていく。

自分の癖ってダメなことに気付けない。
ダメなものほど他人は指摘してこない。
本当にダメな状態にいる人に直接メンヘラだよなんて言う人は稀少。

残念だけど、大切なもの大切な人を失わないと気付けないことが沢山ある。
根深い性質であればあるほど失うものが多いのかもしれない。
失いたくないのならば、自分にも他人にも正直になることしか道はない。

独りぼっちになった時、隣にいる人を大切にできて、真っ直ぐな人間関係を築きたいと思えた時、きっと大きく前に進めるし、ダメな自分と綺麗にさよならできる。

今のままは嫌
変わりたい
誰かの何者かになりたいなら
人を好きになることから始めないと始まらない。人の中には自分も含まれてる。

人間は他人の中でしか生きれないし、他人との中に豊かさがある。

自分で自分を諦めない限り、自分はもう大丈夫って思える時は必ずやってくる。