10年間の中身の一つの話

10年間沢山の人と出逢って、数え切れないぐらい失敗と間違えをした。
失敗と間違えの数では誰にも負けないと思う。

良い時代に育ててもらったと今では頭が上がらないけど、当時は理解など出来ず、素直になる方法もとれず、どうすれば良いのかも分からず新しい環境にも疲れ果て、毎晩泣きながら帰ってた。

孤独感にも、仲間外れ感にも、自分だけ何にも出来ない感にも、調子に乗り天狗になるに気付かないのにも、沼のようにズボズボ嵌まり込んだ。

"他にもっと楽しいことも、やることもあるんじゃないの?"とSM行為と快楽を覚えて夢中だった私に言ってもらった言葉と、

"自分のことをプロデュース出来る一番の協力者は自分しかいないんだよ。他人はお手伝いしか出来ない。"

"変わりたい病、やります出来ます宣言病なだけ。それ治さない内は何にも気付けないよ"

何で理解できなかったんだろ
何で素直になることさえ出来なかったんだろ
何で他人を信じる事が出来なかったんだろと
今では振り返ると恥ずかしさと最悪な自分しかなくて、関わってくれた全ての人に対して頭が上がらない。

異性から教わる事は女性からより受け取りやすいのだとも感じる。

でも一番大切なことは同性の先輩である女性の方々から教わったと心から思う。

棘のように刺さる言葉やアドバイスこそ、重じて受け止めて理解をしようとする姿勢が一番の人生の近道なことだけは間違いない。

松山松子事務所は、所長の松さんにしか出来ない微妙で素敵なバランスで成り立ってるのが凄い。人間的な穏やかさと優しさとあたたかいポカポカした温度が好き。どんな精細な相談でも、同性としての話が叶う場所です。

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