5年後の自分

今日、スタバで作業してたら、モジモジしながら、恥ずかしそうにレジで注文してる、女子高生が二人いた。少し前に、スタバの前で、キョロキョロして、前を通り過ぎていってた。意を決して、戻ってきて、注文してるんだろう。

たぶん、様子や話してる内容からして、田舎からの、修学旅行生だ。僕もド田舎出身だから、テレビや雑誌で見てたものに足を踏み入れるドキドキ感、緊張感はよく分かる。僕も大学で京都に出てきて初めてスタバに行ったときは、同じようにキョロキョロ、ソワソワしていたはずだ。

大学に馴染んで間も無く、カッコつけて、毎日のように抹茶フラペチーノ飲んでたな、そういえば。いま思えば、何がカッコ良いのか分からんけど、当時は抹茶フラペチーノ飲んでる僕イケてる、と本気で思ってた。

最近、イケてる自分って、思う時って、どんな時なんだろ。忙しく仕事してるときは、なんかイケてる感を思ってる気がする。

あと5年もしたら、こんな風に忙しく仕事してる自分を懐かしく思って、あの頃ダサいなって思える自分になりたい。もちろん、いまの仕事にやりがいを感じるし、充実してるし、誇りも持ってるけど、一方で、これだけ仕事に追われてる姿は決して美しくはないんだと、なんとなく感じてる。

5年後の自分が、いまの僕を振り返ってどんな風に思うのか。一生懸命に過ごした日々を褒めつつ、あの頃はダサかったと思える自分になりたい。男としての深みを増すって、そんな感じな気がする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?