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なんでこうなったんだろう

大阪に南港っていう埋立地がある。そこにある相愛大学の非常勤講師をしてる。今日、ちょっと用事ができたから、モノレールに乗っていってきたけど、その町並みを見ながら感じたこと。

寂れてる。色々と調べたわけではないし、色んな見方があるんだろうけど、実際に訪れてる感覚としては、この記事の通り。

ここに何かしらの夢を抱いてうつってきた人たちもいるんだろう。相愛大学も、もともとは本町にある大阪の津村別院内にあった女子短期大学で、男女共学の四年制となった次の年に南港に移設されている。南港に建設するさい、当時の大阪市長から、次なるグローバル時代を担う町で、その人材を育てようと口説かれたらしい。当時、この作られた町がどのように評価されていたのかは知らないけれど、ある意味、一つのチャレンジだったんだろう。

蓋を開けてみれば、乗継ぎ多いし、繁華街からも遠く、近くに遊ぶ場所もなく、決して学生生活を堪能する楽しい町とは言えない。それが良いのか悪いのか分からないけど、少なくとも僕はワクワクはしない。

リスクを恐れずにチャレンジすることは大切だと思ってる。とはいえ、なんでもかんでも、チャレンジすれば良いというわけではないことを痛感する。甘い口説き文句は話半分にして、現状と将来の分析、なによりも自分たちの理念や想いと一致するのか。大学建設なんだから、そんなこと重々考えられたことなんだろけど、なんでこうなったんだろう。バブルに踊らされたのか、既得権益の課題か、それとも、誰かが美味しい思いをしたのか。そのときの経緯がめっちゃ気になった。

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