Nintendo Switch 初年度のあの輝きを一生忘れません。
任天堂の社長から、年内中にNintendo Switchの後継機について発表するというニュースが話題となった。
2017年 3月3日 発売。
Nintendo Switch が発売されてもう7年が経ちます。
正直7年も経ったような感覚はありません。
小学校1年生なら、中学生になってます。
7年はとても大きな数字です。
ゲーマー人生として、この7年をNintendo Switchと共に過ごせたことは、本当に幸せなことだったと思います。
Nintendo Switchの思い出はやはり初年度の素晴らしいソフトラインナップです。
まず、ロンチタイトルのゼルダの伝説ブレスオブザワイルドがすごかった。
任天堂がそこまで得意としていなかったオープンワールドというジャンルにおいて、いきなり他の追従を許さない突き抜けたクオリティでリリースされた、あの衝撃は忘れません。
以降、オープンワールドはゼルダ基準で、面白いかどうかを語られるようになったくらいで、本当に歴史的なゲームになりました。
そして、初夏にはジョイコンを活用した新規IPとなるARMSが発売されました。
こちらも新規IPであることと、ジョイコンを活用した新しい遊びの提供が、まさに任天堂を体言するかのようなソフトでした。
ここから間を空けずに1ヶ月後に出たのは、日本で最高峰の盛り上がりを見せていたスプラトゥーンの続編であるスプラトゥーン2。
一作目は暗黒期と呼ばれるWiiUで、唯一輝きを放ったキラータイトルで、続編はみんなが待ち焦がれていたけど、まさかSwitch初年度で出てくるとは思っていませんでした。
ここらへんでSwitchは一つの臨界点に到達します。
売れすぎて在庫がないのです。
ゼルダが出ていた3月時点では、まだSwitchは任天堂の新しいゲーム機であるにもかかわらず、あまり話題になっておらず、ゼルダ好きやオープンワールド好きの間で、口コミで少しずつ今回のゼルダはすごいという噂が広まって、じわじわ本体の売り上げを牽引していました。
そうした中で、ゼルダはあんまり知らないけど、スプラトゥーン2が出るならSwitchを買うという需要がここにきて急に高まったのです。
ヨドバシカメラでは整理券や抽選に当たらないと購入できない状況で、その整理券をもらう列が長すぎて、ヨドバシカメラの建物をぐるーっと囲んでしまうくらいの長さになった記憶があります。
スプラトゥーン2が発売日に遊べないと、嘆いている人がたくさんいたのを今でも思い出します。
任天堂はただこの極度の品薄状態を改善する手立てがないまま、3Dマリオの新作という、任天堂にとってとても大切なソフトを送り込むことになるのです。
スーパーマリオオデッセイ。
それはマリオ64のような従来の箱庭アクションに、どんな敵にも変身できるトレース機能を付け加えた大傑作でした。
というこの3月のゼルダから始まった、任天堂の最強ラインナップで、WiiU暗黒期に抱えたマイナスイメージをたった半年ほどで払拭したNintendo Switchバブル。
この、時代が一瞬にして変わる様を、任天堂と共に歩めたこと、私の心にこれからも深く刻まれていくと思います。
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