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劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>長文感想。 ※過去感想

2019年にシティーハンターの映画を見た時の当時の感想
ふせったに載せてたやつ。



とにかく
あの頃のいつものシティーハンターが帰って来た!それに限る!
以下無駄に長い感想です(中身は薄い)良かったら読んでやってください…
本当は新宿で見るべきだったんですが、お昼ご飯を池袋でとる都合上、池袋のHUMAXで2/9 に見てきました。
興奮状態であんまり覚えていないところも記憶違いのところもあるのでそれを踏まえてください。っていうか順序良く感想のべるなんてできないから散らかってるよ。そして久々にPCでメモ帳に入力しているよ!スマホでは打てんw寒いしね!

とにかくあの頃のいつものシティーハンターだった。
特別な設定やいつもと違うエピソードはなくて、とにかくいつもの。
美女が依頼にきて、 獠がもっこりして、香がハンマー出して、 獠と香がもだもだして事件が起こって獠のアクションがかっこよくて、獠と香の二人の信頼関係のなせる行動で事件を解決して依頼人との会話をしてGet Wildのイントロが流れて止め絵になって引く。
それがもう本当によかったのー!!!

開始5秒で驚いてびくっとして思わず息を漏らしてしまったこと申し訳ないです…
だって冒頭のカーチェイスでANGEL NIGHT ~天使のいる場所~のイントロが流れるんだもん、動揺するよ、、最初からこんなんで私最後までもつのかなw
隣の友人にも心配されていたらしいww
そのあとも随所に主題歌が流れて大変興奮しました。
最初から見覚えのある新宿の街並みが描かれているのがよかったなあ。どうやら沢山許可とって実際の新宿に近づけてくれたみたいで、リアリティがあって本当に登場人物が新宿に存在しているようだった。アニメを見ていた当時、私は新宿には行ったことはなくてあんまりよくわかっていなかったこともあったけど、大人になって新宿の街を歩いたりして見覚えのある街になってさらに楽しめたと思う。
そしてオープニングも原作絵を背景にしててそれがかっこよくて、原作を大切にしてくれていると思った。
あと、依頼人の亜衣役の飯豊まりえちゃんが全然違和感なくて上手かったなー。まさか新宿の電子公告?みたいなのをスマホでQRコードみたいに認識させるとバーチャル掲示板が表示されるとかいう現代手法になったのには驚きました。劇中ではネットのうわさにもなっているらしい…確かに冒頭でド派手なアクションやってたし情報はあっという間に広がって冴羽さんの写真撮られててもおかしくないかもなあ。
案の定依頼人にちょっかいかける獠に香が2019年初ハンマーと書かれたハンマーを振りかざして大変よかったです。その時香が「時代の空気を読め」とかそんなことを言っていたけど確かにこのノリをシティーハンターの作品以外で今やったらコンプラ的に無理そう。下着を被ったりするわけであれは公開していいのか不安になるwwまあアニメだと当時から物理的なもっこりはしないんだけどね。
香と獠のモダモダはおきまりといってはそうなんだけどそれが尊いの!香がデザイナーに見初められて着飾って周りが見惚れるくだりは何万回もやってほしい。
そして香にウエディング姿どう?と聞かれてもいつもと変わらないじゃんと顔色変えない獠。そっけない反応に怒る香。亜衣も獠の態度に怒る!この依頼人、獠になびきません!まあ最初からセクハラしてるから印象悪いのは仕方ないwwでもかっこいを見ても横恋慕するわけでもなくすぐに香がのこと好きなの身抜いててをけしかける役に回るの…スタッフわかってる。
獠がいつもと変わんないじゃんと香にいった理由はこちらとしては想像がつくのでもうにやにやにやにやが止まらないー!
んで山ちゃん演じるいかにも怪しい社長の御国が香の幼馴染でデートに誘われてというくだりで、こう、なんというかちょっと獠が不機嫌というか面白くなさそうな雰囲気は出してる。でも否定もしない。あいつは怪しいとか駄目だとか、あんな男がいいなんて香もばかだなあとかからかうみたいな、そういうことも劇中で言わなくて。なんというか、素直な獠だった…
と思っていたらどうやらパンフの北条先生のコメントによると獠は自分の香への気持ちに気付いているけどまだ自分で受け入れられていない時期という設定らしい!はーこのは、香が好きなことを気付いている萌える!

香と御国のデートを尾行する亜衣と獠。亜衣はどうみても獠をけしかけるために尾行してるの、なんなのこの子…
そんで御国は香に子供のころ助けられたことがあるという。小学校の頃の幼馴染だというけれど同い年設定ということでよいのでしょうかね。御国は26歳です。確か香は原作のラストは20代半ばくらいだったかな、まあもはやこの漫画で年齢はいちいち考えなくてもいいかな。そもそも獠の本当の年齢も不明だしね。

そんでさあ、喫茶キャッツアイの海坊主と美樹がまたかわいいのよね。海坊主は美樹が来てからはかわいいところが多くて…特に映画ではちょっとコミカルなシーンも目立ちましたwまさかpepperくんがキャッツアイに置かれると思わなかったwなんなのこの夫婦、、海小坊主と名付けられたロボットはもはやこの夫婦の子供だった…
あとあとね、キャッツアイの店のガラスが防弾ガラスという設定は大好物です。シェルターがあるのもw本当にありがとうございますww
キャッツアイに情報屋から電話がかかってきたりするシーンがなんかよい。この人も新宿のスイーパーだもんね。

結局亜衣が狙われてコンピュータで操縦者の思うがままに動かせる兵器が動き出して新宿が戦場になってしまうのだけれど、戦闘が始まる前に地下の射撃場が出てきて興奮しました。獠と、香の二人だけのシーン。武器の手入れをする獠の背中に向かって御国のところに行くね(説得?するため)と。まあ、イチャイチャとかするわけでもないんだけど香の考えも思いも獠にはわかっていることがわかって…
その後戦闘が始まり、これまた新宿南口がリアルで、そしてバスタでカーチェイスしたりして現代!って感じがした!知ってる街が舞台っていいなあ
ショットガン?を片手でくるくる回しながら撃つ獠がかっこよかったなあ…バスの運転もしていてさ。大型車も簡単に運転してしまう獠有能。亜衣にむかって守るために強い口調になるのもかっこいい。

そのあと庭園での戦闘は面白い!途中で海坊主も参戦して美樹とのいちゃいちゃもありいやあ良いですね。ドローンからの射撃と射撃の間の秒数を数える獠がかっこいい~これ、自分の体内時計がちゃんとしてないとできないんだよね。それこそ小澤征爾とかさあ。
そのドローンがちょっと乱れた動きをした瞬間に「香だな?」と確信するのもいい!!!通じ合っているぅ!二人でシティハンター!
んでさあ、香の、「本当に強い人は自分の力を人のために使える人よ」という言葉が私は大好きです。香が獠をすきな理由、ともいうべきか。で、で!!!銃を向けられた香が首をかしげるとそこに獠がいて、御国を撃つ!心を通じ合わせてないとできない芸当!原作でもこの手のシーンはあって、それも大好きで!それを映画でやってくれたのが!本当にうれしい!!!!!!はー獠と香が!私は大好き!

最後のお決まりのシーン、駅や空港で依頼人が新たな旅立ちを迎える最後の会話。
亜衣ちゃんは二人みたいな信頼できるパートナーが欲しいって。そりゃあね、あんま目の前で見せつけられちゃね。いいなあ。そしてなにかを渡す亜衣ちゃん、、これはあれです。序盤の香のウエディング姿の写真ですね。お決まりの展開です。だが、それがいい!!!!!
でさ、もうわかってるんですよ、そろそろGet Wildがくるって。なんかそれがとてもうれしくて、なんかもう感無量だった。ファンのための映画だった。ただただファンのための。
ウエディング姿の香の写真を見て「いつもと変わんないなあ」といって歩き出す獠。かぶせてくるGet Wild…
はーっ!!これよこれ!これがCH!
でもさでもさ、わたしこれで終わりかと思ったの。でもでも、まさか獠のモノローグが聞けるなんて思ってなかったの。だからびっくりして…見ている側に委ねると思っていたから…
北条先生のコメントで香への気持ちに気付いている獠であることが明言されていたので後から見ると納得なんだけど、叫びだしそうになったのを必死にこらえたよ…

「俺にとってはいつも変わんねえよ。綺麗なもんも、一番大切なもんも」

きゃ~~~~~~~~~!
好き!好き!好き!好き!!!!!!!大好き!!!!!!!!!!

私ね、序盤で写真見てもそっけない獠を見て、「どんな姿でも香は香、大切な香」みたいな感じかな?と思ったのです。まあ、似たようなニュアンスではあるんだけど、でもこのセリフのニュアンスだとちょっと違うじゃん!「綺麗なものも、一番大切なものも、それはいつも香」って意味じゃん!!!やばいでしょ!!!!!!!!
追記(獠が香をいつも綺麗だと思ってることに驚いたっていうより、視聴者にわかりやすくはっきりとそういう気持ちをモノローグで述べる演出に驚いたって感じです。まさかそんな視聴者の想像に任せずわかりやすく綺麗とか言わないと思ってたので香は香とかそんな感じで言うのかなって予想してたから驚いた。だって原作とか本当になかなか本音言わないじゃないですか)

EDはもはや神。
泣いた。無理だこれは。Get Wild流れるだけでも神だと思っていたのにテレビサイズでなくフルで、そして、スタッフロールの横で、スタイリッシュに描きなおされたテレビシリーズの名場面の抜粋…
セイラの回!!!!!!!!!おおセイラァ!!!!
セイラの!キスの!シーンだよ!!!キスする瞬間に映像が途切れるのもニクイ演出でした…むり。見たい。あの掬い上げるキスが、、、たまんないよね。
あとはウエディングのね!シーンね!!!ごめんセイラで泣いて放心状態だったので他のエピの記憶が飛んでる…
これは早く円盤化して…半分エンドロールだからあんまり覚えてなくて画面小さくてもう一度見たいの…

そしてGet Wildで終わりかと思った…そしたらあのおだやかなイントロが流れるじゃないですか。そうSTILL LOVE HER(失われた風景)のイントロです。そういやこの曲流れてないなとは思ったけど!!!!そうだよね!これもないとね!!!
実写の新宿の映像を背景に浮かび上がるキャラクター。当時のエンディングの演出をもう一度新作でやってくれることをとてもうれしく思います。ファンはうれしいです。

最高に素敵なエンディングだった…スタッフありがとう。
エンディング後のエピローグはやはり掲示板の復活。そして新たな依頼人が掲示板にXYZと書き込むシーンで終わります。
これがなんかジーンとした。
そうなの、シティーハンターは永遠なんだってそういう意図でしょ?いつだって新宿には獠と香が、シティーハンターがいるんだと、そういう演出でしょう?もううれしくてうれしくて。本当にうれしかった。
最後の獠の一言は笑いが起きました。わたしもw
なんか最後まで本当に王道のシティーハンターで。わたしはこういうのが見たかったんだと。戦場が新宿なのも、本当に良かった。
現代の設定なのに、あの頃と変わらない世界があって、本当に素晴らしい映画だった!ありがとう!ありがとう!

素敵な作品をありがとうございます。
関係者の皆様、こんな素晴らしいシティーハンターを作ってくださってありがとうございます。
また行きます!


それと来生姉妹が美しい。戸田恵子さんの二役がとてもよかった。藤田さんは残念でしたけど、泪姉さんがそこにはいたよ…
喫茶キャッツアイのオーナーという設定はこの映画のために特別に描かれただけかと思ったけど、北条先生の中で実は裏設定として存在していたのね。
瞳が瞳として存在していて、私はそれがうれしい。

最後に、御国の秘書の氷枝、途中までアンドロイドっていう落ちだとわりと本気で思ってましたww
海小坊主は氷枝の兄弟(試作)だと…www
生気ないんだもん…
あいつの掘り下げも欲しかったなーw

長くて薄気味悪い感想は以上です…あとは適宜また呟きますw