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思い出はセピアに染まる。。。。。  No4835

 昨日は休日として過ごせた。かねてからしようと思いながらできなかった 亡き母の書類関係の処理をやってみた。

 郵便物 相続手続書類他かなりの量である。


 いまどきの話なので 個人情報等が記載されている書類とその他に分類するだけでも一仕事である。結局二時間ばかりを要した。

もう手続きは終わっているのだが 残った貯金通帳やキャッシュカーード・クレジットカード等をどう処理するか悩んでいる。。。。


そういえば キャッシュカーード・クレジットカード等を入れていたカードケースも出てきた。亡き母が好きであったピンク色なのが 懐かしさを掻き立てる。




小生は気が付かなかったが愛する奥様はすぐに気が付いた、よく見ると右隅に色あせた 写真みたいなものが貼ってある。色あせて 言うならばセピア色に染まりつつある古ーーーい 「プリクラ」である。




 色あせた写真に写っているのは「父」「母」ではないか???

 どこで撮ったのかは全く知らない。小生の感覚からして父がその手の写真を撮るようには思えないが。。。。。

 父は写真が好きであった 二人で写っている写真もたくさん残っているがさすがにプリクラは撮らなかった様に思える。


 すでに色あせてその表情もうかがい知ることはできないが きっとお互い複雑な笑顔で写っていたのではないだろうかと思う。それを大事なカードケースに貼っているところが母のかわいらしいところではなかったのか???

 そんなこと思いながら 書類の整理を終えた。


 そうだ、墓前にそのことを報告しておこうと思い立ち今から行ってくる 夏直前の午後である

#プリクラ

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