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ウマ娘名鑑?の優駿図鑑をガチレビュー

なんとウマ娘しか載っていない馬の名鑑が出来たらしい。どうやらウマ娘ブームに便乗した商品のようだ!でもちょっと僕はこの商品がどうもきな臭かった。というのもこの商品『優駿』ではない。優駿なのに優駿じゃないって?どういうことか…。あの素晴らしい競馬雑誌として長年競馬雑誌のパイオニアに降臨する『優駿』の発行者である日本中央競馬会 (JRA) がやってるわけではないのだ。優駿とは全く関係ない転売騒動で炎上したホビージャパンという会社がやっているのだ!さらにライターは調べたところ1名だけ優駿で連載を持っているライターで、あとの3人のライターは『競馬王』という会社の人物なのだ!ど~~~~もきな臭い。きなくさすぎる…。ということでこの本(定価)2310円で買った僕が論評していきたいと思う!
まぁ評価としては…及第点は付けられる。☆5のうちの☆2~☆3くらい?よくも悪くもまぁ無難にまとまっていた気がする。
ただ競争馬ごとに条件が違うのにパラメータみたいなのがあったり、Wikiに乗ってそうな薄口の解説だった。とくにページが1ページしかない馬は成績がざっと載っているだけのレベルなのでちょっともの足りない感はある。
あと失礼な発言が多すぎる。「愛想のつかされた馬は障害に行く」「イナリワンはイナリウンに見間違える」など…ちょっと解せない発言が多い。こういうことを雑誌で書いたら読者がドン引きするとは思わないだろうか?
そしてあまり校閲をやってないと思われる部分が多い。ステイゴールドが一回もG1を制していないと記述したりとか(香港ヴァーズで最後に国際G1制覇)、イナリワンが重賞馬出していないとか(地方重賞は制してる)、八大競争で三回連続三着なんてナイスネイチャしかいないと言ったりとか(ナリタトップロードが天皇賞春で3年連続三着の珍記録達成)トウカイテイオーが16年の菊花賞を制しているなど中身が酷い。誤植がちょっと多い気がするのだ。
さらに気になる所では、グラスワンダーが2ページに渡って紹介されてるのだが、円高でなんとか買えたという心底どうでもいいエピソードで1ページ埋まってるのはどうかと思う。他にもナイスネイチャと清原やオッティと似ているとする競馬に全く関係ない内容など…。どうもムダが多いというか薄い気がする。
能力値もあるのだが納得がいかない。どう考えてもキングヘイローは長距離でも着内に入ったのにダイタクヘリオス(有馬5着の実績はあるが本質的にはマイラー)やヒシアケボノといったスプリンター馬と一緒にされているのは納得がいかない。わざわざ能力パラメータを作る必要性があったのかと疑念を抱かざるを得ない。
ただチームスピカ特集の馬のライターはよかった。その他も馬を知るという面では要所要所をしっかりと抑えていて素晴らしい内容だったと思う。馬のことを簡潔に知りたいのならこれがベスト。ウマ娘から競馬知った人には最適だと思う。残念なのはロクに校閲をしていないのがバレバレなこと。はっきりいって出版社がここまで間違った内容を出せるのはちょっと恥ずかしいと思ってもらいたい。次は最強世代を取り上げるようだが、次はしっかりと取材をして校閲をしっかりとしてどうでもいい内容で文章を伸ばさないで欲しいと思った。あと馬に失礼のないような発言を心がけてもらいたい。
そして最後にこの本を買う・あるいは買った人へ…あまりこの本の内容を過信しすぎないで欲しい。かなり個人の主観が強い部分が大きい。そしてこの本を買うくらいなら本家『優駿』や江面さんの『名馬を読む』、サラブレや優駿の過去の雑誌をブックオフで買った方がいい。こんな本のために金を買うくらいなら、競馬の馬券に使いましょう。


あとオペラオーファンはこの本を買うな

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以上。以下グチなので興味のない方はブラウザバックで。


【グチ】
ふざけるな。本当は☆1にしてやりたかったが、個人の主観が入るし悪くないところはあったし光るものがあったので及第点とした。便乗商法でろくに検閲をしていないので失礼な表現がありすぎる。ミスターシービーがジャパンカップを回避することは中一週なら常識的な判断だと思うが、僕はその時代を生きてないのでわからん。がそこまで狂ったローテではないことは確かだ。あとシンボリルドルフの海外遠征での出来事を詳細に書いていないのはおかしい。まぁこれは個人の主観なのでいいとしよう。
問題は僕の好きな馬の扱い。キングヘイローは充分クラシックでもやれた馬だし、良血馬の役割を果たしたと思う。そのタイトルを地味とかいうな。高松宮記念だって立派なG1だ。ふざけるのも大概にしろ。そしてキングヘイローはクラシックでもダービー以外は着を外さない素晴らしい馬だ。何が父母の名声がキングヘイローを助けただ…。自分で道を切り開いた柴田義臣Jや福永祐一J、そして調教師、なによりもキングヘイローに失礼だ。
一番気に食わなかったのがテイエムオペラオーの『絶対王者や覇王が威勢の良いレッテル』で『集中力でチャンスを見いだした結果のミラクル』とか・・・

和田騎手と岩元調教師に失礼だ。ミラクルで8連勝出来るバカがどこにいるんだボケ!!!頭おうまPか?????グランアレグリアもアーモンドアイもディープインパクト強いが8連勝は出来なかった…それを成し遂げたのがテイエムオペラオーだ。しかもG2以上でこの記録だ。それをピンチに耐えて集中力でチャンスを見いだしたミラクル?ふざけるのも大概にしろ。コントレイルの無敗三冠はミラクルとかディープインパクトがミラクルという言葉で片付けられたらどうしようもないだろう!ふざけたこと書いて純粋無垢な初心者を洗脳するなボケ!!!


僕も正直、人のことを言えるような人格者ではないし、しがない淫夢厨の童貞でクソッタレな学生だ。

だがこれはあまりにもひどい表現だと思う。もしスポーツ選手に向けて『ミラクル』『父母の名声』など…この言葉を言ったら、出禁になるだろう!
他にもイナリウンとか…障害は愛想のつかされた馬が行くところとか…。

次からは校閲をしっかりとして欲しいと思った。

なによりも便乗して『優駿』の名を汚したり馬に関してあまりにもマトを得ていない!書くならソースを大事にしろ!!!!

そしてこの本を見るのは競馬を知ろうとする初心者なんだからしっかり書け!
以上!!!!!!!!!!!乱筆すいませんでした。

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