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藤田晋さんの買った馬がやばい!

セレクトセールでは嵐のような存在になった。話題の大物馬主がセレクトセールに参戦し、様々な馬を買っている。その人はサイバーエージェントの創設者で代表取締役社長の藤田晋氏だ。同社の子会社サイゲームスは人気アプリ「ウマ娘 プリティーダービー」などを手掛けて業績を伸ばしており、羽振りの良さを見せつけている。
 かなりの高額馬を購入したようだが、中には億を超えるような馬も存在しており、サイバーエージェントがいかに絶好調なのかが伺える、値段設定で買っている。
 まずは上場番号4番・サンタフェチーフの2020(牡)が1億6000万円。父リアルスティールでこれだけの値段がつくことが異常だ。相当な期待が伺える。父リアルスティールはドバイターフを制覇したディープインパクト産駒。母のサンタフェチーフは日経新春杯で5着の実績がある馬だ。個人的な見解であるがリアルスティール産駒にこれだけの値段がつくのは本当に異様だ。
 さらには「ワイルドラズベリー20」(牝、父エピファネイア)を7800万円で落札。エピファネイアは母父にスペシャルウィークを持ち、デアリングタクトやエフフォーリアを輩出した今日本で最も勢いのある産駒だ。さらに母のラインはベッラレイアなどを輩出した牝系であり相当な期待がかかる。さらにはエピファネイア産駒の上場番号32番・ヴィンテージローズの2020(牡)が2億円で落札。母父はゼンノロブロイ、ファミリーラインはバラ一族という良血統。サンデーの奇跡の血量をもつ馬には、デアリングタクトやエフフォーリアなどがおり、本馬もそれに該当する。活躍が期待できそうな馬だ。
 さらには父ハーツクライのメジロツボネの2020が1億6500万円で落札された。ファミリーラインには三冠牝馬メジロラモーヌが存在するラインだ。ハーツクライ産駒もハーツクライの種牡馬引退となったためハーツクライ産駒が見られるのはあと少しとなる。メジロの名がつく馬が活躍するだけにここも三冠牝馬メジロラモーヌのような期待を見せて貰いたいところだ。
 そしてかなりの高額馬も購入している。父ロードカナロアのファイネストシティの2020に到っては3億円で落札。ロードカナロア産駒ではアーモンドアイが歴史的名馬となったうえにディープインパクトなき後の次世代のリーディングサイアーとして期待がかかっているこんな馬だからこそこのような高い値段を投じたのかもしれない。他にもロードカナロア産駒ではラスティングソングの2020も9,200万円で落札。
 さらには話題性も含んだ馬も落札している。Vマイルの覇者アドマイヤリードを輩出したベルアリュールⅡ2020(父ドゥラメンテ)も1億500万円で落札。6億円という大金を投じて落札されたアドマイヤビルゴの半弟であるハーツクライ産駒のイルーシヴウェーヴの2020も1億2000万円で落札されている。さらにはあのホウオウイクセルの半弟であるハービンジャー産駒のメジロオードリーの2020を5,600万円で落札している。このメジロオードリーはメジロドーベルとスペシャルウィークの子どもでもありウマ娘ユーザーにとってもなじみの深い血統と言える。
他にもG2京王杯デイリー2歳Sを勝ったモントライゼの半弟のムーングロウの2020(父ドゥラメンテ)も8,600万円で落札。
フジキセキを父にもつ関東オークス2着の実績をもつ馬ケアレスウィスパー2020(父ドレフォン)も6400万円で落札している。ウマ娘の勢いそのままに馬主業でもうまぴょいして貰いたいところだ。

参考資料 http://www4.jrha.or.jp/jpn/sokuhou1.html、https://db.netkeiba.com/

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