【にじ札】コレクトメイト

基本セットA+Bの50枚を使います

7枚の手札の中で、できる限り色を合わせます

<準備>
山札をよく混ぜ、各プレイヤーに7枚ずつ配ります
山札をテーブル中央に伏せて置き
山札の隣に山札の1番上のカードを表にして置きます
(これを場札と呼びます)

<ゲームの流れ>
ジャンケンなどでターンプレイヤー(手番を持つプレイヤー)を決めます

ターンプレイヤーは
手札から1枚を場に出し、山札の1番上を手札に加えることができます
これを【トレード】と呼びます

トレードを行ったあと
手番は左隣のプレイヤーに移ります

ゲームの基本目的は
手札で3枚の組と4枚の組を作ることです
これができているときは上がり宣言ができます
上がりを宣言する場合は【フェイスアップ】と言います

【にじ札】にはアイコン中央に黒点が有るものと無いものがあります
組を作るときにはそれぞれそのどちらかで揃えます
3枚の白抜き、4枚の黒点とか
3枚の黒点、4枚の黒点とかでも構いません
ただし、1つの組に黒点と白抜きが混ざっていると
組が出来上がっていないので上がり宣言ができません

カードを交換した段階で(トレードをした段階で)
自分の手番は終わってしまうので
上がり宣言(フェイスアップ)は
カードが揃った次の自分のターン開始時になります

誰かがフェイスアップを宣言した場合
各プレイヤーは手札の役点を数えます
一番役点が多い人が勝ちになります
(上がり宣言をした人が必ず勝つわけではありません)

複数のプレイヤーが同点で上がった場合は
フェイスアップを宣言したプレイヤーか
宣言プレイヤーにより近いプレイヤーが勝利します

『役』
手札を3枚組と4枚組に分けます(それぞれは中点を揃えます)
役はその3枚組、4枚組の中で
同じカラーが3つ以上揃っていれば成立します
役の点数は色によって異なります
赤、青、黄は1点。橙、緑、紫は2点です

<例>
【黒/赤】
【黒/赤/黄】
【黒/赤/紫】

【黒/青】
【黒/青/黄】
【黒/青/橙】
【黒/黃/緑】
↑の場合を考えます

まず黒は点数になりませんので0点です
次に、3枚組に赤が3つあるので1点足され
4枚組に青が3つあるのでもう1点足されます
つまりこの手は2点です

ちなみに手札全体としては
黄も3枚以上ありますが、黄で揃えてしまうと
残りのカードが
【黒/赤】【黒/赤/紫】【黒/青】【黒/青/橙】
とバラバラになってしまい
役が1つ減ってしまいます
(1枚のカードを分解して割り振ることはできません)

<例2>
【赤/青/黄】
【赤/青/黄】
【赤/青/黃】
【赤/青/黃】

【黒/赤/橙】
【黒/橙/緑/紫】
【黒/赤/青/黃/橙/緑/紫】
↑の手札で上がったとします

4枚の組は赤、青、黃がそれぞれ3つ以上揃っているので
合計3点になります
1つの役の点数は3つ以上なら同じなので
4つ揃えでも点数は上がりません

3枚の組は
橙が3つあるので2点です

つまりこの役は合計5点になります

【赤/青/黃】を3枚組の方に足すと
赤が3つ揃うのですが
中央が黒点と白抜きで混ざってしまうので
こちらの役がゼロになってしまいます

このように自由に組分けをし
より多くの点数を稼ぐようにします

『テイクオープン』
他プレイヤーが場札を出した際
その場札と手札で色が3枚揃う場合
その場札をもらうことができます
テイクを行ったらその3枚を自分の場に公開して置き
手札から1枚を場札として出します

この公開札は所有者の手札と同じように扱えます
よって自分のターン中は手札と公開札を入れ替えても構いません
ただし、公開札は少なくとも1種は色が3つ揃ってないといけません

他プレイヤーとテイクオープンが重なった場合
よりターンプレイヤーに順番が近いプレイヤーがとります

『カウンター』
誰かがフェイスアップを宣言した際
他プレイヤーは自分の手札の点数を発表します
この際、フェイスアップを宣言しなかったプレイヤーの点数が
宣言したプレイヤーの点数以上だった場合
追加で1点付きます
つまり両者が3点で上がった場合
フェイスアップを【宣言しなかった人】が逆転勝利をします

<追加ルール>
基本ルールの他に、追加のルールを加えて遊ぶことができます

『タグ役』
にじ札にはイラストが書かれたカードがあります
このイラストには『タグ』と呼ばれる単語があります
この単語でも役点にする事ができます
タグは2つ以上揃った分だけ得点になります

仮に

このような手札になったとします
『[2人]で[お休み]』と
『[2人]で[失敗]』があるので
[2人]で1点つきます
さらに
『[2人]で[お休み」』と
『[魔法使い]の[お休み]』があるので
[お休み]で1点つきます
この組は色はまるで揃ってませんが
2点を持ってることになります

もし仮に
3枚目の札にも[2人]や[お休み]があった場合
それは3点の役になります

次に

このような手札だったとします
一見[お休み]が揃っていますが
中点が黒点と白抜きで合ってないので
この役は0点です

また仮に黒点が揃っていた場合
文字としては[2人]が揃いそうですが
片方は[  ]が付いていないので
[2人]のタグ役は付きません

タグ役は煩雑になるので無しのルールでも構いません

⇒【にじ札プロジェクト】

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