【記述の技術】共通版《序》

『人にものごとを伝える』
という機会は社会の中で頻繁に起こります

「会議などでのディスカッション」
「クライアントへのプレゼンテーション」
「お客様に対するカウンセリング」

この技術は全ての社会人が身に着けておくべき基本的な技術といえるでしょう

しかし
こういった「伝える技術」というのは
なかなか身に付けることが難しく
多くの人が社会に出て苦労をしていると思います

そこでここでは『人にものごとを伝える技術』の基本である
【記述】のやり方をご紹介します


文述にしろ口述にしろ
論述の基本は【記述】です
適切に記述ができる技術を持てば
それを読み上げるだけで最低限の伝達はできるからです

ここで紹介する内容は
全ての記述の基本です

ここの内容を身に着ければ
作文、感想文、説明文、論文、
企画書、資料書、解説書、案内書
ブログ、エッセイ、ノベル…etc.
様々な書き物に役立つことでしょう

この知識が
皆さんの社会生活の一助になれば幸いです

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《原文》

私たちは普段の会話では思いついたものを思いついたまま話すのでとても雑な喋りでわかりづらいです
そうではなくて言いたいことをまとめて必要なことだけ話して必要ないものは話さないようにし、全体をスムーズにしゃべったり書いたりするのが論述です
普段の会話を論述にするためには論理的に書き直す必要があるので、まずは言いたいことを思いつくまま書き出してから記述として書き直してみましょう
記述化はその論述の前提と大まかなテーマを書いた部分と、そのテーマの詳しい説明部分と、最終的な結論やまとめなどを書いた部分で三分割するように書くと良いです
書きたい内容の中から重要な部分を探し出し、それぞれが順序よくバランスよく書かれるように繋げていきます
繋げるときには接続語を上手く使って文章を繋げていくとわかりやすくなります
あとは細かい文章の書き方として、句読点や改行や空白の行を入れたり、よく使う内容や重要な内容の文はわかりやすい用語に直してしまうとか、更に重要な用語や単語は括弧などをつけて強調すると読みやすくなるのです


さて、上記の太字の文
この文章、実は
記述化を【していない】文章です

内容自体は正しいのですが
文章内で書いていた三分割もしていませんし
要点もまとまっておらず
句読点や改行も不充分です

それではこれから
上記の原文を【記述化】してみましょう

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