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和牛ひつまぶし「うし川」、オープン!

2020年11月29日(いいにくの日)に、埼玉県川越市にて「和牛ひつまぶし うし川」がオープンしました。コロナの影響もあり、当初の構想からは随分遅れてしまいましたが、何とか無事に開店にこぎつけることができました。

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僕たちの会社は、飲食店のプロデュースやコンサルティングが主たる事業のひとつなんですが、ご縁あって、こちらのお店の開業をお手伝いさせてもらったんです。

母体になっているのは、川越で22年営業している人気の焼肉店「シンラガーデン」。元々評判のお店でしたが、コロナ禍においては換気の良さや、自宅では食べられない魅力が支持されて焼肉店は非常に人気なので、ますます繁盛しているようです(このご時世にすごいこと!)。

川越は「小江戸」なんて呼ばれますが、蔵造りの町並みが有名で、一年を通じて観光客が大勢訪れます。これまで培った牛肉の知見や仕入れネットワークを生かして、街をもっと活気づけるようなお店をつくりたい。オーナーである西川さんはそんな思いを抱いていました。

そして今回の物件がまたユニークでした。老舗旅館「松村屋」の一画を借りられることになったのです。

・風情ある川越という街
・老舗旅館の一画
・和牛を使った新しい提案

そんな要素をかけあわせて、西川さんと僕らでたどりついた結論が、「和牛ひつまぶし」だったのです。

川越には実は鰻屋さんがたくさんあります。今回もモチーフとしては「鰻屋のような佇まい」をイメージしていました。せっかく足を伸ばして川越まで来たのだから、ちょっと華やかで贅沢なものを楽しみたい。そういうニーズに応えたいと考えたのです。

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使用するのは、和牛のカタサンカクという部位です。それを2種類の味わいに仕立てます。ひとつは「ローストビーフ」。57度で2時間かけて低温調理した肉を特製のタレに一晩漬け込み、最後にそれを炭火で炙ることで香ばしさを立たせます。

もうひとつはシンプルに、厚めにスライスした肉をタレを絡めながら炭火焼きに。牛肉の脂、そしてタレが炭火で炙られる香りはたまりません。匂いだけでご飯が食べられる。

「ひつまぶし」ですから、食べ方は色々です。まずはそのまま、次にわさびやおろしポン酢を添えて。そして七味や山椒を振りかければ、「味変」が楽しめます。

さらに、和牛ひき肉と実山椒でつくった特製そぼろと三つ葉や海苔をのせ、そこに和の出汁を注いでサラサラと。最後はさっぱり召し上がっていただけます。

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値段は2600円と決して安いわけではありませんが、、、、結構な原価がかかっています(苦笑)。そして何度も何度も試作を繰り返しただけあって、完成度・満足度は極めて高いものになっていると思います。

他にも、ちょっとカジュアルな価格の「和牛バラ肉炭火焼肉御膳」(1800円)。

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もっと贅沢気分を味わいたいなら「和牛サーロインステーキ御膳」(4500円)もあります。

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実はこの店にはもうひとつの目玉がありまして、それは「メンチカツ」です。

川越の街には、しっかり食事を楽しみたい層もたくさんいますが、同時に若いカップルや女性グループなども大勢いて、彼ら彼女らはどちらかと言うと「食べ歩き」を好んでいます。なので、そんな人たちにも楽しんでもらえるものを、という思いで開発しました。

その名も「小江戸メンチ」(290円)。

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和牛ひき肉と、川越産の「小江戸黒豚」をあわせることで、とってもジューシーでほのかに甘い味わいに仕上がりました。店頭でさっと買えるので、街歩きのお供になればいいなと思っています。

店内は旅館の趣きを活かして、落ち着いた雰囲気にしています。新店舗なのに謎な老舗感(笑)。

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コロナ禍では、近くの日帰り観光地の人気が高まっています。川越は見どころも色々あるので、機会があれば足を運んでみてください。その際には、ぜひ「うし川」にも。今は期間限定で、お得な割引キャンペーンもやっています。

<店名>
和牛ひつまぶし うし川
<住所>
〒350-0062
埼玉県川越市元町1丁目1−11 松村屋旅館内
<電話番号>
049-277-4129

おひつの蓋もオリジナルでかわいいのです。

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