【歌割り妄想ネタ】「私はローズクォーツ」が最も似合うハロメンは山木さん選手権【結局、わりと真面目な話】

   前置き:この文は他のグループが「イジワルしないで抱きしめてよ」をカヴァーしたら誰がどのパートを歌うのかなぁという妄想から発展したものです。
 Juice=Juiceと金澤朋子さん、およびJuice=Juiceメンバー・Juice=JuiceFamilyの皆様に対する他意はございません。
 筆が遅かったため、公開時期がちょっとセンチな時期になってしまいました。
 オタクがよくやりがちな妄想ネタです。
 ご容赦下さい。

 

    前々から金澤ローズクォーツ朋子以外でこの名フレーズを歌うに相応しいハロメン、似合うハロメンは誰なのか考えていました。
 そしたらわりとすぐでてきました。
 山木梨沙さん(元カントリー・ガールズ)でしたね。
 ホントに歴代ハロメンの中でも特に似合うと思う。
 と、言いますか「イジワルしないで抱きしめてよ」という曲そのものがカンガルにハマってる。
 「恋はマグネット」みたいなテイストでカヴァーしてほしい。
 
梁川・船木「ねぇねぇ」
小関「私のどこが好きよ?」
山木・森戸「ねぇねぇ」
梁川「さわってみて」
山木・小関「ねぇねぇ」
船木「言葉で言うんじゃなくて」
山木「もうちょっと近づいて」
森戸「お願い」
 
 オタクなので、十分イメージは出来ます。
 山木さんが艶やかに「♪もうちょっと近づいて~」と迫真の表情で歌っている姿が浮かんできます。
 カンガルは汎用性がとにかく高いんですよね。
 他のグループのどんな曲でも意外なほどさらっと歌いこなしてみせる。
 あと、とにかくユニゾンが綺麗なんですよね。
 この点は本当に素晴らしいところでした。
 綺麗なユニゾンって難しいんですよね。
 わりとここはメンバー全員で継続的な努力をするしかない部分で。
 やなみんが声質も歌唱法も難しかったと思うんですよ。
 喋り方や話し声はともかく、本来であればカンガルの曲や路線になかなかマッチはしない声だと思うんで。
 Berryz工房の熊井ちゃんにちょっと近いものがあるんですよね。
 しかしながら、熊井ちゃんはぶつ切り歌唱と評された、一音ごとで区切り続けながら歌うというなかなか聞いたことのない不可思議な歌い方を未だにしていますが、あれはどういう仕組みなんでしょうか。
 熊井ちゃんは「♪安心したいのよ」を「♪あ・ん・し・ん・しー・た・いー・の・よー」みたいに歌います。
 「♪しーたいーのよー」とは歌わないというか、歌えないというか。
 ただ、Berryz工房の4番手、素朴担当・少年性担当としてはあの声・あの歌い方は非常に稀有であり貴重なものでした。
 本当にベリメン凄いのばっかり。
 そこでいうとやなみんの容姿や声から感じられる硬質さ、無機質さもまた稀有なんですけれど、そのあたりの特殊さはJuice=Juice加入で活かせるようになって妖艶やなみんという路線を生み出せたという印象です。
 さて。
 山木さん、ローズクォーツの10個や20個持ってそうじゃないですか。
 「私はローズクォーツ(持ってます)」みたいな。
 資産の話は別にしても、金澤ローズクォーツ朋子が歌う「私はローズクォーツ」が不敵な色気なら、仮に山木さんが歌った場合は憂いを帯びた色気で魅せることが出来るんじゃないかなと。
 桃子が卒業して5人体制になってからの「恋はマグネット」は山木さんとちぃを軸としたパート割になり、ちぃの歌声によって曲そのものの表現や伝え方に切実さが強く現れるように変化したと僕は感じたのですが、山木さんの無双感がこれまた凄かったんですよ。
 元々がカンガル年長組のメイン曲であり山木さんセンター曲だったわけで、そこからまなかん卒業、桃子卒業と、どんどん山木さんメイン曲となっていくにつれ、目立つソロパートは大体山木さんが歌っているといっても差し支えない状態になったわけですが、山木嬢無双の凄みは素晴らしかった。
 山木さんは何でもさらっと出来ちゃうように見せる方ですが、この「恋はマグネット」のパフォーマンスに関しては背負ってるものの重みやそれがどれだけ大事なものなのかを感じさせ、己の実力や我を見せつける、解放している部分があるように感じました。
 そして、この山木無双で見せつけていた憂いや色気はどんどん他の楽曲でも発揮されるようになっていきます。
 カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)でリリースした「色っぽい女~SEXY BABY~」という歌詞はとても良いわりにそこまででもない曲があるんですが、この曲はオリジナルよりカンガルVer.の方が好きなんですよ。
 りんね・里田まい・あさみ・石川梨華というオリジナルの面子よりもカンガルの方がハマってるんですよね。
 恋した女の子の「あの子みたいになりたいけれどどんなに真似してみたところでなれはしない」という切ない思いをセクシーと共に表現するのは素朴な曲や愛らしい曲をずっと歌ってきたりんねとあさみには荷が重かったと感じますし、デビューしたばかりの里田にも難しく、石川さんがセクシーをやると頑張りはとても感じるもののことごとく残念なことになりがちですのでお察しです。
 山木嬢を筆頭にしたセクシーチームで表現するのがちょうど良い塩梅でしたね、この曲は。
 カントリー娘。へのテコ入れにおける負の遺産といってもよい「色っぽい女~SEXY BABY ~」をやっと好きになれたといってもいいくらいです。
 歌詞は好きですし、曲そのものの出来については悪く思ってはいなくとも、突然、網タイツでアーンとか言われてもってなりますよ。
 つばきファクトリーがいきなりメンバー全員、網タイツ装着でアーンアーンウーンセクシーベイベェーみたいな新曲を出してきたらどれだけ出来が良かったとしても思うところはあるでしょう。
 そういうことですね。
 そして時が過ぎて、この一件について上手いことやってくれたのが主に山木さんだったというわけです。
 本当に汎用性が高い。
 カンガルは。
 リアルタイムでカントリー娘。のオタクだった者として感謝してます。
 もっとカントリー・ガールズをきちんとしたかたちで見続けていたかったなぁ。
 今回は主に山木さんについての文になったわけですが、他のメンバーも当然素晴らしいわけで。
 ホントにみんな最高。
 山木さんなら「私がローズクォーツ」とか言ってくれそうだったのに。
 めっちゃローズクォーツをじゃらじゃらと見せつけながら。
 なんだこの〆は。
 やらねぇよ。 
 

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