【閲覧注意】陣痛から出産までのリアルなレポート【初産自然分娩】

はじめに

この記事は、陣痛開始〜出産までのレポートです。

生まれた時刻は、朝の9時39分でした。

(※一部生々しい表現もありますので、閲覧は自己責任でお願いします。)


ちなみにこれは、コロナ渦で立ち会いはおろか退院後まで会えなかった夫になんとか出産時の状況を伝えたいと思い、出産後しんどい+眠たい体にムチ打って一気に書き上げたものです。


そのかいあって、退院後自宅の食卓で「あのあと順調に進んだの?」と聞かれた際にこのレポートを読んで聞かせたら、泣きながら「よく頑張ったね。」と言って抱き締めてくれました。書いてよかったと思います。

また、出産の翌日にぶわぁーっと書いた文章ほぼそのままになっているので、日本語の表現として誤っている部分や読みにくい部分などがあることをご了承ください。


それではどうぞ。



陣痛開始→病院→帰宅


9/8早朝4時頃から陣痛っぽいのがスタート。

「重い生理痛」って感じ。


入院中の夫のご飯作り置き。

合間に痛みきて「いたたた…」ってなったらアプリの陣痛カウンターやって陣痛ポーズして…を繰り返しながら、16:30ころ、それが10分以内の感覚になり病院に電話。

いくことに。→治っちゃって帰宅。しょんぼり。

(今思うとあの程度のものはめちゃくちゃ弱い陣痛だったよね…と思う。)


帰ってご飯食べて寝ようとするが、(夫、ずっと横にいてくれた!)22時頃からうとうとするんだけど痛みがきて起きて…で寝れず。


その後も痛みは続く。

夫が痛みのたびにさすったり押さえたりしてくれた。

だんだん声が漏れるように。


動けないほどの痛み→病院へ


1時間に5〜6分間隔になり、電話。2:30。

痛みの間も動けないくらい。

来てくださいとのことで、車に乗り込もうとするが、歩けず玄関まで這って移動。大雨。


病院に着き内診。

子宮口5センチで、入院に。夫はおうちに。


部屋がいっぱいらしく、一時的に泊まれる別の部屋に入る。


部屋を暗くしてくれて、痛みと眠気と闘いながらうとうと。

感覚的に5時頃までそんな感じ。


前室にて、孤独な戦い

5:30くらいからが長かった!

どんどん痛みが強くなって深呼吸したくても声が漏れるし助産師さんは30分後にとか1時間後にまたきますねーっていなくなっちゃうし。


6:30くらい?

「痛みがちょっと弱いままだから先生に朝診てもらいましょう。」

「促進剤打つことになるかもしれません。」と。


その辺で内診されて7センチくらい?

「まだだねー」って聞こえて「(こんなに痛いのに)まだ?」と思わず口にしてた。笑


次に誰かが来るまでの30分やら1時間が、永遠のように長く感じた。

マジで「永遠」!


7:30。

1人きりの部屋でうーうー言いながら布団もはだけて膝立てての状態でドアが開いた。

「助産師さん?先生?とにかく早く終わらせてー」って思ったらなんと「朝食お持ちしましたー」って。

朦朧とする中でご飯が置かれたぞってことだけはわかった。笑


促進剤使うかもと言われて、なんとか自然に進んで欲しいと思った私はそっから集中!とにかく呼吸に集中した!


その甲斐あってか、「いい感じに降りてきたね、これならいけるかも」と。


痛みが来た時に、「まだこれから強くなるの?!いつまで続くの?!」と恐怖しかなかったけど、

痛い、怖いと思うと呼吸も乱れてそれだけ進みが遅くなる=痛みが続くことになるから、

「痛みが来た=分娩が進む=いいこと」と思うようにして、途中から「痛みはいいこと、もっと来い!」に変換して呼吸に集中してた。

(まぁ最後の方にはそう思う余裕は全くなくなるほどの痛みになってたんですが)


いよいよ分娩台へ

その後で「分娩室行きましょうか」と。

「この状態で、歩くの?!」と思いながら、私プルプル震えながら「うう…」って言いながらゆっくりゆっくり歩いた。

途中でお構いなしに痛みがきて止まって「しゃがんだら辛いから頑張って」と言われながら止まりながら分娩室へ。


そっからは、あんま覚えてないし思い出したくもないが(笑)書いてみる。


分娩台に上がるのもなんかしがみつきながらやった気が。


呼吸、いきみ→出産まで

わらわらと人が入ってきて冷静に話をしてた。

で、夜中から見てくれてた助産師さんから交代でいた人から、

「〇〇さん(私)、今お話ししてもいいですか?ここから担当します、〇〇です。キリッ」

と、いかにも仕事できる風な方が!(風じゃない)


しばらくはとにかく呼吸。ひたすら呼吸。

…したくても、とにかく痛い!

痛いと思うと声が漏れて上手く出来ず、「私は赤ちゃんに酸素を送るためだけにここにいる。酸素を送る機械。」と言い聞かせて、集中した。

「上手ですよー」という助産師さんの声には救われた。

赤ちゃんも出産の間辛い苦しいと聞いてたから、「私はもうどうなっても構いませんから、赤ちゃんを楽にしてあげてください!」という気持ちも湧いてきた。

でもね、どんどんどんどん痛みが増してそれはもうこの世のものとは思えないくらい!

途中からはマジで「助けてー!」って思った!

痛みに強い方だとか、そんなもん関係ない次元。

たまたま出産の動画見て「絶対叫ばん」「流石にそんなならんやろ」と引いてたけど、何にも考えられへん、何がかわからんけど「それどころじゃない!」って感じ。余裕全くナシ。ゼロ。むしろマイナス100。

ほんっとに長く感じた。

ピーク時はたしかに「腰にハンマー打ち付けられてる」感じやった。

(事前にいろいろ調べてた。)


で、言いにくいけど全てのものが出た。はい。ごめんなさい。


で、「パン」って音がして破水して水がドバドバっと出てさらに痛くなって、でも続いて。

その前後(覚えてない)で「ちょっと会陰厳しそう」と聞こえて、先生が「ちょっと会陰切りますねー痛み止めするねー。」で、「チョキン」と聞こえた。

そっからはいきみタイム。

「陣痛がきたら、ふーっと吐いて、大きく吸ったら声を出さずにグッといきみましょう、お腹の方を見て大をする感じで。なるべく長くいきみましょう。」と言われ、少しずつコツを掴みながらも「何回、やんねん?!」って突っ込みたくなるくらい何回も何回もいきんだ。

「研修医呼んで」とか「胎盤のなんかゴニョゴニョ(忘れた)」みたいなのが聞こえてもうちょっとや、と思い「出て〜!」と願いながらいきんだらとうとう生まれたみたい。

「はい、力抜いてー力入れたらだめだよ〜」と聞こえたけどまぁ放心状態。

「生まれたのか!」と分かって赤ちゃん近くにきて思わず涙が。


「よかった」って、それだけ思った。


地味にキツかった産後の処置

その後ホッとするまもなく生まれたあとの処置。

胎盤出すのと会陰の縫合。

「胎盤なかなか出ない」って先生がいうのが聞こえたけど、なんか手か機械か突っ込んでぐりぐりされてこれまた陣痛並みに痛かった!

しかも結構長かった。


以上。


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