生まれ変わっても同じ仕事をしたいか⁈


私の仕事は企業における採用担当。
大学生や社会人を対象にブランディングをし、
採用戦略を立て、面接をし、配属をしている。
ただし、障がい者手帳がある人が対象。

私の中では、手帳があるとか無いとか関係なく
会社というフィールドを使って、自己実現ができるのか・したいのか。
そして、会社組織において自らの行動が社会に
役立っているのか・役立てたいと思っているのかが
大事なポイント。

最近思うことがいっぱいある。。。
言いたいこともいっぱいある。。。
多様性の尊重とか言われるこの時代に
私の考えを言葉にしていいのか悪いのか
正気悩む。。。。

タイトルにも書いたが、
私はもう一度社会人を一からやり直すとしても
“採用”を仕事とすると思う。

なぜだろう?

それは大学生から社会人へとステージが変わる
その場面に立ち会えるから。
転職を考える社会人が、今の場所から次の場所へ
可能性を求めて飛び立とうとしているその瞬間に
関われるから。

2年前インターンシップで私のチームに来た学生が、
今年の4月から社会人となり新規営業の売り込み連絡をしてきた。
「担当が違うから発注はできないよ」と伝えたが、
それでも全く問題ないとのこと。
自分の営業スタイルや商談方法に息詰まっていて
その解決策を見つけたいとのこと。
私の働く会社とは縁がなかったけれど、
今のフィールドで精一杯の努力をしようとしている姿を素直に応援したい。

障がいがありできないことも困ることもあると理解している。
けれども、本当にできないのか。
遠慮してるのではないか。
諦めているのではないか。
どうせやってもと思っていないか。
わかってくれて無いからと逃げていないか。

新規営業の連絡をしてきた彼に手帳はないが、
どうにもならない困難の中にある。
しかし、上のどの項目も当てはまっていない。
だから純粋に応援している。

逃げない、諦めない、遠慮しない。

6月だからこそ採用担当として皆んなに伝えたい。



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