ノーコードで制作できるWeb制作ツール、『STUDIO』とは?

こんにちは!近況はSTUDIOというツールを使ってサイト制作を行っているKyです。
そこで今回はノーコードとは何なのか、STUDIOを使うメリットとは何なのか紹介していきたいと思います。


STUDIOの利点①  

エンジニアやコーティング不要でWeb制作が出来る!


STUDIOを利用する大きなメリットは、なんと言っても制作ツールがこちら一本で完結する点です。
Web制作は本来、デザイナーとコーダーでやり取りをし、そしてサーバーセットアップなど行うことでようやく公開されます。しかしこれらの問題としては、デザイナーとコーダー間の意思疎通の齟齬や、複数のツールを管理することによるトラブルが勃発するリスクが生じてしまい、本質的な作業ではない工数が多々掛かってしまいます。
しかしノーコードツールを使用すればコーティングの作業時間を短縮しつつ、STUDIOの中で上記のフローを完了させることが出来るため認識齟齬やトラブルを抑えた素早いWeb制作が可能となっております!

UI面はXD、figmaと大きく変わらず、HTMLやCSSなどの基礎的なマークアップ言語やスタイルシート言語を身につけている方であれば感覚的に操作することが出来ます。WordPressと比較してみると、WordPressは学習期間や機能面を調べる点で大きく時間を要すのに対し、STUDIOは専門的な知識や技術者を必要無く一人で制作し切ることが出来るのが大きな強みでしょう。


STUDIOの利点② 

複数のプランから運用ができる!


現在のSTUDIOは3つのプランで構成されており、内ひとつはフリープランからレンタルサーバーなしでの利用が可能となってします。

▼FREEプラン(無料プラン)
アカウントを開設すればSTUDIOを使ってWebサイトを公開することができます。

▼BASICプラン(980円/月)※年払いの場合の月額
FREEプランにプラスして、STUDIOバナーの非表示・独自ドメインでの公開・Google Analyticsなどの各ツールの連携が可能になります。

▼PROプラン(2,480円/月)※年払いの場合の月額
BASICプランにプラスして優先サポート、そしてCMS機能の記事とForm機能のフォームの登録可能件数がアップします。

XDは有料プランから契約するしか利用方法が無く、figmaはAdobeに買収され、今後も無料が続くとは限りません。(2023年9月23日段階)
フリープランだからといって大きく機能面が制御されるという訳でもなく、
・無料でサイト公開を行いたい方
・独自ドメインは不要な方
・月間10,000PV以内の小規模サイトな方
・Google AnalyticsやGoogle Tag Managerなど外部ツールとの連携が不要な方
にはとっておきのツールと言えるでしょう。


STUDIOの利点③
アニメーションからCMS機能まで、多彩な機能を活用した制作が出来る!


では実際にSTUDIOとはどのような機能が利用出来るのでしょうか?

・noteとの連携やYoutube動画を掲載
・ヘッダー、フッターなどの共通パーツ
・モーダル機能
・複数のCMS機能
・テンプレート
・コンポーネント登録
・共同編集
・モーション機能、イージング機能
・問い合わせフォームの設置

これら全てが無料内で利用することが可能で、コンテンツが充実しているため、制作だけに留まらず中長期的にWebサイトを運用していきたい方でも満足できるでしょう。現在でも新機能は更新され続けているので、今後にも期待できます。


STUDIOを導入するデメリット

前の項目ではSTUDIOを導入するメリットをまとめてご紹介しました。一方ではSTUDIOの導入には以下のようなデメリットを感じる場合もあります。

・詳細まで渡るデザインやカスタマイズに向かない
・料金プランによっては使えない機能がある
・公式から用意されたテンプレートしか流用できない
・複数サイトを運用する場合は他のCMSよりも機能が少ない
・有料プランに加入しないと「STUDIO」ロゴが消えない

これらのメリット・デメリットを踏まえてSTUDIOを活用する点としては、短期間でWordPressよりも手軽に制作出来るのがポイントです。

現在ではSTUDIOで制作されたサイトも多々存在します。
▼STUDIOで作成されたWebサイト事例集
https://showcase.studio.design/ja

如何だったでしょうか?
次回は実際にSTUDIOを使った自作サイトと、基本操作を紹介していきたいと思います!ぜひぜひお楽しみに👋✨

閲覧下さり、ありがとうございました!