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「自分自身の話をすることが苦手な相手」との雑談のコツ

こんにちは、元コミュ障、HSPアナウンサーの小屋敷彰吾です(*^^*)

前回、雑談を行う際は相手自身にスポットライトを当てる質問することが大事だとお伝えしました。
しかし、それだけでは雑談がうまくいかないときもあります。

なぜなら「自分自身のことをあまり話したくない」という方もいらっしゃるからです。
 
ではそういう方とも雑談を楽しむ方法はないのか?

色々と試行錯誤したところ、ひとつの突破口が見つかりました。
今回は、その突破口をお伝えしていきます!

1.なぜ自分自身のことを話したくないのか

相手を深く知るためには、相手の思考の根本を想像する必要があります。
まずは「なぜ自分自身のことをあまり話したくないのか」という理由から考えていきましょう。

私の知人にその理由を聞いて回ったところ、こんな回答がありました。

・伝えたい気持ちはあるのだが、的確な言葉で表現することが苦手

・面白く返せないから好きでない

・とにかく自分自身について他人に知られることがいや(秘密にしておきたい)

・信用している相手でないと自分のことは話したくない

あくまで小屋敷調べなので網羅しているわけではありませんが、理由を聞くとなんとなく分かるような気がしませんか?
私は「確かにそういう考えもあるよなぁ」と納得しました。

こういう方と会話をする時は、相手自身に焦点を当ててもなかなか盛り上がらないでしょう。

何しろ自分自身について質問されることが好きでない方々ですから、そっけない返答がかえってくるかもしれません。

相手の反応がそっけないと感じた場合は「あ、この人はあんまり自分自身のことを話したくないんだなぁ」と考えた方がよいでしょう。

いずれにしても、相手の反応をしっかり観察し、目の前の相手がどんなことを望んでいて、どんなことを望んでいないのかを理解することが大事です。

2.自分自身のことを話したくない人との会話の膨らませ方

では、こういう方と会話を膨らませるにはどうしたら良いのか?

私のおすすめは、
「相手の興味や関心があるものやことをトークテーマにする」という方法です。
 
具体的には、相手の「趣味」に焦点を当てると良いでしょう。

私が出会った「自分自身のことを話すことが得意ではない方々」は、「趣味の話をし始めると、止まらない」という共通点がありました。

彼らは決して他人と会話をしたくないわけではありません。
思っていることをうまく伝えられないから自分自身の話をしたくないということが多いのです。

ということは、相手にとって伝えやすいものやことをテーマにすれば良いのです!
 
ですから、こういう方には

「〇〇さんがハマっていると言っていた、あのゲームは最近どうですか?」

こんな感じで質問してみましょう!
(ゲームに限らず、相手が興味があるものなら何でも大丈夫ですよ)

ちなみに私の友人にこんな質問をすると、最高の笑顔でゲームの話をしてくれます(笑)
 
またこのようなタイプの方は、勉強熱心であることが多く、知識が豊富なことも多い印象です。

ですからこういう方には
「○○が分からないから教えてください!」
と、相手の得意分野について質問するのも良いでしょう。

自分自身の知識も深まり、相手との関係性も深まるので、一石二鳥です(^^)

返答がそっけないからといって「この人とは合わない」と諦めるのではなく、相手が話しやすいテーマを一緒に探すという姿勢が大事です。

3.大切なのは「相手への興味関心」

身も蓋もない話なんですが、雑談において「誰に対してもこれさえ聞けばOK」なんていう魔法の質問はないんですね。

当たり前ですが、人間はひとりひとり考え方や感じ方が全く違います。

ですから、まずは「違う」という事実を受け入れ、「では、どれくらい違うのか?」と「自分との違い」に興味を持つことが雑談を上達させる近道です。

私自身もこのことを今一度胸に刻み、これからもたくさんの方と雑談を楽しんでいこうと思います(^_^;)

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
明日も更新できるようがんばります☺️


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