数年前に戻れるなら、戻りたいくらい、後悔していること。
本当に後悔していることがある。
それは、もっともっと素直だったらよかった。
今まで私は、ずっと素直だと”思っていた”。
スポンジのように、色々なことを吸収できているのかと思っていたのだ。
でも、本当にそうなのか?
全くそうではなかったのである。
今は、毎日のように悩み相談を聞いている。
そのとき、アドバイスをしても、
「でも……」「そうですね、検討してみます」「時間があったら探してみます」
などを言われると、
「あれ。」と正直、違和感を感じる。
その人にとって、本当に人生を変える行動、思考で、そこまでハードルが高くないものを選んで提案をしているのに、
すぐに「やってみます」とはならないのだ。
このときに「素直じゃないな。素直だったら、もっと伸びるのに」
と思った。(もちろん、行動するかどうかは、100%相手が決めることで、私が強制することではない)
それと同時に感じているのは、同じような口癖、ずっと私は言っていたわ…ということだ。
ずっと、この言葉が口癖だった。
すぐに「やってみます」なんて言ったことなんて、過去の私は言ったことがないだろう。
ということは、今まで私に色々なアドバイスをくれた人たちの知識、知恵を私は、スルーしてきたのだ。
もしかしたら素直にやってみたら、もっと売り上げが上がっていたかもしれないし、仕事の幅が広がったかもしれない。
たらればになってしまうのだが、気づかないうちに私は、チャンスを無駄にしすぎていたのではないか、そう思ったら、無性に怖くなった。
素直というのは、自分自身のやりたいかどうかは、一旦横に置いておいて、スッと動くことだ。
今までの私は、やりたいかどうかで、都合よく、やりたいことはやって、やりたくないことはスルーしていた。
おそらく私にアドバイスをくれる人は、私のことを俯瞰してみてくれているだろう。
客観的にみて、「もっとこのようにしたら、うまくいくのに」と考えているのだ。
ということは、私がスルーしてしまっていることは、伸びしろと言ってもいいのではないだろうか。
「古山くん、この本とてもいいよ」
このアドバイスで、私はいちいちうだうだいっていた。何しているんだ、自分。
私の悩みを解決してくれるには「この本が役に立つぞ!」と思って、本を選んでくれていたのに。
今すぐ、この瞬間から素直になろうと決めた。
あなたは、どうですか?
少しでもヒントになったら、嬉しい。
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