やる気は無理してあげずに、スッとやる。
「古山さん、やる気をどうやってあげたらいいですか?」
と経営者のクライアントに相談されました。
そこで私は「やる気はあげない方がいいですよ」と言いました。
「え?なんでですか?やる気あった方がいいじゃないですか?」
「いや、むしろ、やる気ではなく、スッとやりましょう」
私はやる気は捨てようと思っています。
それは、やる気に頼っているようでは、いずれ行き詰まるからです。
「よっしゃ!やるぜ!」とやる気を上げてしまうと、その反動で、ズコーンとやる気がなくなってしまったことはありませんか?
過去の私は、自己啓発本を読んで、そのときだけやる気がアップしていましたが、すぐにやる気がなくなって、そんな自分を責めていました。
そこで気づいたんです。
やる気はあげてはダメ、やる気に頼ってはダメだ、と。
そこから私は、いかにやる気に頼らずに、無理せずに、スッとやり、淡々と継続していき、習慣の力で動くように、意識しました。
このブログも、毎日1000字前後を180日以上継続していますが、
やる気があるかどうかなど一切関係なく、
いつも通りに今日も書く、習慣で書いています。
「よし、最高の記事を書くぞ!」ともなってしませんし、「うわぁ、ブログ書かなきゃ」ともなっていません。
1000字というのが、私にとって頑張りすぎずにできるハードルというのもあるのでしょう。
習慣にするためには、ハードルを上げすぎずに、リラックスすることです。そこに、力みのようなものを感じない方がいいですね。私もこの記事を、いいことを書こうとは思って力むことはありません。
ただ、今思っていることを書こう、そう考えて、そのままの気持ちで書いています。
そのくらい淡々と、やることをこなしていくのです。
やる気を上げようとしていたクライアントは、少し頭がいっぱいになっていました。
新しいものにチャレンジをしようとしていて、それを億劫に感じていたようです。
新しいことにチャレンジするときに「よし、うまくいかせてやろう!」という気持ちは大切ですが、そこでやる気をあげても、すぐに疲れてしまいます。
そこは、あまりプレッシャーを上げすぎずに、スッとチャレンジしたいものです。
何事も考えすぎてしまいと、動けません。
そこに強引に、やる気というエナジードリンクを投入しても、短気だけしか持ちませんよね。
もっと人生は、長いものだと認識してみてくださいね。
やる気に頼らずに、スッとやる。
これを意識したら、行動力がどんどん増えていくと思います。
今回は、以上です。
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