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 清水エスパルス


 清水エスパルスでの思い出は、
数えきれないほどたくさんだ。

降格、昇格、残留、1桁順位、日本代表。

どれも自分にとっても
清水エスパルスにとっても大切な経験だし
思い出だと思う。

たくさんの選手とサッカーをして
似てる感性を持った人はいても
1人1人全然違う。
その選手を生かす事で自分も生きる。

プロに入ってその事を1番に
考えるようになった。

毎年、毎年、選手が入れ替わるプロの世界。
いろんな選手とコミュニケーションとりながら
チームとして機能していく。

そこで、ある選手と出会った。
六反勇治。

この方の考えてることは癖が強い。笑
清水エスパルスに新しい風を吹かせてくれた。
常に明るくネガティブを言わない。
なかなか言葉では表しにくいが、
六反さんに出会って自分は変わった。

常に一緒にいる事が多く、
週1回は自宅で食事させてもらった。
多い時は2回。
昼ご飯もほぼ一緒に食べてるから
いつも一緒だった。

サッカーの事、それ以外の事も聞いた。

もう1人。
ドウグラス。

彼の存在が自分に自信をつけてくれた。
まずポジション争いが激しくなった。
鄭大世さん、クリスラン、ドウグラス 、自分。
この中の2人しかスタートに立てない。

中途半端な気持ちだったら
すぐにメンバーが入れ替わる。
だから、結果に対して更に貪欲になったし
練習から気の抜けたプレーは出来なかった。

ドウグラスが常に言う言葉がある。
"次はコウヤだよ"
いつも彼が得点した後に自分に言う。

自分が得点したら
"次はカネだね"と言う。

自分の得点よりも
チームメイトの得点を喜ぶ。
期待してくれる。

サッカーもそうだけど、
人間性も素晴らしい選手だ。

たくさんの人に出会い、
経験をし、一緒に乗り越えてきた。
清水エスパルスには感謝しかない。
多くの夢を与えてもらったし、
それに向けてたくさん挑戦してきた。

うまくいってない時、苦しい時、
振り返ればたくさんのサポーターが
自分達を鼓舞してくれる。
応援してくれてる。

試合が終わっても、
"また次も行くよ""応援してるよ""頑張れ"
と、たくさんの声をいただいた。

この場を借りて、
いつもありがとうございます。

もっと書きたい事がたくさんありますが
物凄く長くなってしまうのでこの辺で。

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