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LFC2020に参加して(2)

続きです。
前回記事はコチラから

(1)を書くのに疲れたので、印象に残ったワードを書き連ねていきます。
また、講演者情報はホームページにてご確認ください。

[Session B1] ユニリーバ・ジャパン・HD(株)
北島敬之氏 & 松井さやか氏
『法務の力で社会を変える』

・企業を取り巻くビジネス環境は多種多様で不確かなものになっている。

VUCA、AI、●●テック、労働力不足、自然災害、Eコマース…

・世界中で共通の問題が増えてきた。

贈収賄、独禁法、サイバーセキュリティ、個人情報(GDPR)、
サステナビリティ、SDGs…

・「何が正解かわからない」環境下で法務の役割とは??

自ら答えを「作る」
変化をリードする
ビジネスを引っ張っていく

こんな人材でありたい。こんな人になるためには??

自分が慣れ親しんだ領域から抜け出そう
他の人がやらないことをやる。必ずしも法務の問題ではないが、
法務で引き取って機敏に対処していく。

これからの法務に必要な力は??

デジタル化対応能力
「ビジネスマネージャー」としてビジネスを推進する能力

法務として経営にいかに貢献していくのか??

・経営者と直接会話する(法務に何を期待しているかを聞く)
・徹底的に露出を高める

(所感)
対談込の密度のある内容でした。
求めるハードルは高め。普段の仕事でいっぱいいっぱいになってはいけない。ツールを活用して、仕事の省力化・簡素化をしていきながら「価値をつくる」体制にしなさいなどとも言っておりました。
法務は「法務」に終始してはいけない!!てことですね。

続いては

[Session A2] サントリーHD(株) 明司雅宏氏
これからの経営と法務の関係性
~ 「ビジネスパートナー」からの脱却 ~


すんません、散歩しながら聞いてたのでメモないっす。(完)
かろうじて記憶の範囲で。

「もっと早く相談してくれればいいのに」と言う人がいる。

相談した結果、法務がアレはダメ、コレはダメと言ってビジネスを止められたら「相談しなければよかった」と思われる。相談してほしいなら、そのメリットを示さなければならない。言うだけではだめ。

今、法務が持つべき関心は「テクノロジー」である。

今までできなかったことをできるようにするツールが今ここにあるのに、使わない手はない。効率が答えではなく、効率化した先に「何をしたいか」をもっと深堀するべき。

(所感)
相談するメリットってどうやって出すんだろう、と川沿いを歩きながら考えていましたが、結局のところ「○○ダメ」ではなく「こうしたらどうですか」という提案(ビジネスを推進)するということなんだろうなあと。
ということは、言っていることはユニリーバさんと同じですね。

関心を持つべきはテクノロジーってのは激しく同意で(知識レベルは赤子と大人くらい違うだろうけど)、まさにリーガルテックですよねっていう。
時間をかければできる、ルーティンで回してる、でもこれをツールを使って「省力化」して、浮いた時間を有効に使いましょうということが、何故か上層から行動できない弊社。なんとか部下ちゃんを巻き込んでコツコツ成果を出したいと思いを新たにしました。

(2)はココまで。

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