【231013日記】『オリエント急行殺人事件』また見てしまった(生けるもの全てを薙ぎ倒す勢いでネタバレする) 他

・『オリエント急行殺人事件』また見てしまった(生けるもの全てを薙ぎ倒す勢いでネタバレする)
先日ベネチアの亡霊を見て改めて見たくなってね。
見ましたよ。
多分5回目くらい。
20世紀フォックス配給なので、配信で見られるのは基本Disney+だけかな?
違ったらすまんな。

アガサクリスティの中でも名作中の名作。
ポアロは言う「誰も一人ではできなかったはず。二人でも無理だ。では誰が実行したのか」
ここでBGMクレッシェンドー
「全員だ」
同時にピアノイン。
パトリックドイルの「Justice」って言う曲なんですけどね。

サントラ版だと9分30秒もある。
何が起きると言うわけでも無いけど素晴らしい楽曲。
コントラバスが入ってくるところなんかは特に鳥肌が立つ。
それはそうとこの作品、今は『オリエント急行殺人事件』とか近い言い回しで大体どの翻訳も落ち着いているが(原題はMurder on the Orient Expressなのでほぼ直訳)日本で初めて翻訳されて出版された時のタイトルは
『十二の刺傷』
ヤバない?
私はこの本を初めて読んで、Wikipediaで調べて知ったけど。
このタイトルで出版されていることを知って手に取ったらなんか途中で察するところあるよね。
一方でアガサクリスティのやったこの手法はそれでもなお察させない程度には革新的だったとも言えるかも。
全員犯人って多分誰でもやろうと思える。
でもストーリーを構想していくうちに陳腐なことに気がついて挫折する。
この作品はバックグラウンドの悲惨さとか、それによって狂わされた犯人たちの人生とか。
ここまでの作品で提示してきたエルキュールポアロという探偵の生き様とか。
全てがマッチして全員が犯人であることに驚きと納得感がある。
あー、疲れた。

・テンポルバートの研究
テンポルバートというのは主にクラシックの演奏でテンポが揺れること。
ルバートが指定されていることもあるしなくても慣習や演奏家の判断で揺らされることもある。
では法則はあるのか。
結論からいうと「ある程度はある」
気持ち良いルバートの謎を解き明かすべくDAWでテンポマップを作っていた今日。
ちなみにルバートは盗むという意味。まあイタリア語でしょう。
ゆっくりにするとだけ解釈するとrit. → a tempo と何が違うの?となるので「総和が一定」であることを強調する説明としてこの盗むって意味なんだよーって説明はよくされる。
成果が上がったらYouTubeにでも。
「なんのの成果も!!得られませんでした!!」ってなる可能性も普通にある。

まあ、はい。以上です。

・趣味のYouTube
https://www.youtube.com/channel/UCBotoquLAtkX98ewiaajqKQ
・MerryCreation,LLC HP 
https://www.merrycreationllc.com
・MerryCreation Twitter 
https://twitter.com/_MerryCreation_
・私のTwitter
https://twitter.com/koyaichikawa
・私の自己紹介(note内) 
https://note.mu/koyaichikawa/n/nd1253b1aead2
・私のメールアドレス(会社の) 
ichikawa@merrycreationllc.com

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?