YouTube歌枠でのタイムスタンプの作り方
私はとある方のライブ配信のタイムスタンプ(以降TS)をコメント欄に書いていました。
個人的に忙しくなり、自由時間が2時間ぐらいの生活になりそうで、ここにTS作成作業を入れると義務感が強くなりすぎ、配信を見る事すら嫌になると思い、TS職人を引退することにしました。
引き継いでみようと思って下さる方がすんなり出来るように、自分なりにどのようにTSを作っていたかを書き残しておこうと思います。
TSを作るために、イントロで曲名がすべて分かる必要はありません。
曲名をどのように調べていたかなども書いていこうと思います。
準備(PCとソフト、どのようになるのか)
パソコン(スマホでも作れるとは思いますが、しんどいと思います。)
グーグルクローム(ブラウザ)https://support.google.com/chrome/answer/95346?hl=ja&co=GENIE.Platform%3DDesktop
YouTubeLiveClock(クロームの拡張機能)https://t.co/t2oVaxPZME
クロームのリンクは、クロームのヘルプに飛びます。(OSによって変わっちゃうだろうから~)
上記の設定が終り、クロームでYoutubeの配信を開き、カーソルを動画上に持っていくと以下スクショのようになります。
右上に表示された「タイムラインノートを開く」をクリックすると通常、コメント欄が表示される場所が以下の写真のようになります。
この状態になれば準備は完了です。
下のスクショ、赤丸部分をクリックすると動画のその時点での経過時間がタイムラインノートに記載されます。
配信を見ながらTSづくり(配信終了15分ぐらいでTSコメントを書く方法)
配信をリアルタイムで見る
多少遅れても、見れなかった部分は以下の「アーカイブでのTSづくり」を行えば大丈夫です。
曲のイントロが流れたら、TSを書く
TSを書くとしましたが、実際はタイムラインノートの下部分、ペンと時計のマークをクリックするとその時間が書かれます。
イントロの流れ始め時間からクリックするまでの経過時間を予測し、書かれた時間から経過時間+10秒ほどの時間に書き換えます。
例・クリックして書かれた時間は「7:35」でイントロから20秒ほど経過してると思った時には、30秒引いて「7:05」としておく
なぜ10秒ほど余分に戻るのかは、動画読み込み時間を減らして作業の無駄な時間を減らす為です。
ギリギリを狙ってTSを書き、最終確認をする際に、少し前に戻ろうとすると、動画の再読み込みをする時があります。(この時間が無駄)
曲のタイトルとアーティスト名を書く
TSが書けたら曲名などを書きましょう。
イントロ前に曲名を宣言されていたり、イントロで曲名が分かる時は問題ありませんが、曲名を言わなかったり、聞いた事のない曲だったりした際は曲名などが分かりません。
なので別ウィンドウで歌の歌詞を聞き取りながら、文字起こしして検索します。歌詞のページが検索でヒットすれば曲名などが分かります。
楽器演奏などは歌詞検索を出来ないので、「SoundHound」というアプリで探したりしました。このアプリは流れている曲を、これじゃないか?と提案してくれるアプリです。
配信者がセトリを書いてくれるのを待ってもいいです。この際は空欄のまま改行しちゃいましょう。
配信が終るまで繰り返し
曲が流れるーTS書くー曲名などを書く
以上がワンセットで1曲づつ進めれるのが理想になります。
出来るなら配信中に、TSと曲名などが書き終わるといいですが、途中で抜けても大丈夫です。後にアーカイブを見ながら完成させましょう。
アーカイブでのTSづくり
アーカイブでTSつくる時は、先に動画の終了間際まで飛び、配信画面上のセトリを確認して、先に曲名を記入してしまった方が早いです。
そして、最初に戻り、動画にカーソルを合わせると、画面中央に一定時間をスキップするボタンが出るので、これで曲の頭を探します。
私はこんな順番で書いてました。
単位を1分にして早送り
曲が始まったら1分戻る
単位を10秒にして早送り
曲が始まったら10秒戻る
動画画面にカーソルを合わせ、左下の経過時間を見ながらイントロの始まりを聞く
TSを書く(直接時間を書いてもいいし、タイムラインノートの機能で自動記入して調整してもいい)
歌や演奏を聞きながら曲名、アーティスト名を記入
繰り返し
タイムラインノートの内容をコメントする
ここまでで、TSデータは書けていると思います。
なので、コメントの頭と最後に書く文章をタイムラインノートに書き足します。(間違い訂正するときに、すべて書いてあると修正がしやすいから)
一例として過去に上げた私の履歴のスクショを加工したものを上げておきます。
私は、自分でもそれなりに調べて記入してましたが、曲の知識が少なくほとんど曲名を検索する状態なので、検索ミスの可能性も考えてスクショのような文章を足していましたが、なくてもいいかと思います。
コメント記入欄に行き、タイムラインノートをすべてコピーして、コメント記入欄にペーストして確定します。
スクショは確定した後の、誰もが見れる画面とタイムラインノートです。
これにて完了になります。
TS記載時に私が気を付けていた事
以下は、私が気を付けていた事というだけで、守らなければいけない事ではありません。なので、めんどくせぇと曲名だけにしてもいいと思います。
表記について
私はライブ配信での歌枠自体にこのように考えています。
歌枠で様々な歌が歌えるのはプラットフォームのYouTubeが包括契約をしており、その条件下でのみ可能です。
しかし、原曲の関係者が皆、これを快く思っているかと言えば、そうではないと思います。
人によっては、「苦労して作った曲を軽々しく歌うなよ」なんて思っている方もいらっしゃると思います。
なので、せめて配信で歌われている曲のオリジナルを聞きたいと思った方がTSのテキストをコピペして検索した際に、迅速にオリジナルが出るようにオリジナルの表記を間違える事の無いようにコピペしていました。
クラッシックの表記について
クラッシックの表記については、曲名、作曲者名は以下のようなことを気を付けて書いていました。
曲名について
曲名については悩みながら書いていましたが、曲のイメージがわきやすいように、副題が付いている曲は出来る限り書きました。
通称を先に書き、その曲が含まれている作品名を後に書くことで、その曲を知っている人が分かりやすくなるようになんて思い、書いていました。
例・カノン「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調」より
作曲者について
作曲者については、通称で分かりやすい表記にしました。
実名はもっと長いのが当たり前ですが、それを書くと、同時進行で作成していたスプレッドシートでの検索がしにくくなるという私的な理由と、通称でも問題ないであろうという判断からです。
例・バッハ=ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(独: Johann Sebastian Bach)
追加で作っていたスプレッドシート
配信者にスプレッドシートに過去の歌唱履歴が欲しいのかをTwitter上で聞いてみたところ、欲しい!との回答があったので作りました。
この記事を見られている方がどのような経緯で来られているかは分かりませんが、使用画像や、このスプシを見たらどの配信者さんの物かを分かる方がいらっしゃると思います。
そのような方で、「TS作ってみたい」という方向けに、この記事を書いていたりします。
なので、TSのみではなく、このスプレッドシートも引き継いでもらえるとありがたいと思っています。
内容は最新日付(リスト並べ替え用)、曲名、そのカナ(検索用)、アーティスト名(作曲者名)、歌唱や演奏回数、ジャンル、タイアップ先ですが、ジャンルとタイアップ先は無くしてもいいと思います。
歌唱や演奏回数は配信者さんが参考にしてそうなので、残してほしいかな?
このスプシに書かれている曲名やアーティスト名はオフィシャルからコピペしたもの(のはず…)なので、TSを記入しながら同時にスプシも作成すると、すでに歌ったり演奏した曲は、曲名が分かってしまえばコピペするだけなのでTSが簡単に作れます。