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「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」あのルーン文字的な何か

前回の記事で調べきれなかった「ルーン文字」について、コレかなぁ?というのを見つけた話をします。

キアス

中つ国のエルフが作った文字だそうです。
実在のアングロ・サクソン人のルーンを元に、オリジナリティを加えてあるそう(実在のルーンも地域差があるので、中つ国でだったらどんな変化をしていくのか、考えるのが楽しかったのかもしれないですね)。

キアスは、第一紀かそれ以前に、シンダール・エルフの詩人が作成したもの。エルフ、ドワーフ、人間、オークまで、多くの種族に伝わり、それぞれの言葉に合わせて改変されつつ使用された。
地域によっては第三紀末まで使用されているが、エルフ達は第一紀にノルドール・エルフが持ち込んだテングワール(文字)を使用するようになり、次第にキアスは廃れていく。

詳しくは中つ国wiki様の「キアス」をご覧ください。詳しい…!

よそびとが書いたのは、アンゲアサスの24 [gw]?(形覚えてない…)
アングロサクソンルーンの ᚩ [Ōs]ウィキペディア「ルーン文字」参照)と同じ形。意味は「mouth」、他に「god」て説もあるぽい。
…まぁ中つ国の「神」は「エル」、その御名はイルーヴァタールだから、gw関係ないな。
(ちなみにシリーズ第1作である「ホビットの冒険」でのみ、キアスではなく、ほぼアングロサクソンルーンと同じルーンが使われてるそうです)

【訂正】キアスじゃなくて星座みたいですね…?
    形も ᚩ ではなく、強いて言えば ᛈ に近い?
    アングロサクソンルーンでの意味は「game」。
    「ホビットの冒険」で使用された[p]、
    廃案であるらしい「ゴンドリンのルーン文字」の[ꜧ],[hy]

ノーリちゃんが「見たことない」と言うから、てっきり西方(ヴァリノールとか)で使われてる文字かなんかだと思ったんですが…違った!
ハーフットが文字を知らないのか、キアスがすでに廃れてて知られてないのか。

たぶん前者だと思うのですが(ドワーフなんかは長くキアスを使ってたらしいし)、
妄想……「キアスがすでに廃れて」た場合、よそびとは「日本旅行で使おうと勉強した日本語が平安時代の公家言葉だった外国人」みたいな状態なのかな…。(せっかく現地語を習得して行ったのに通じない…!何故だ?!)みたいな感じだろうか…。違う??

ルーン → オーディン → ガンダルフ

北欧神話に「ルーン文字は、主神オーディンが世界樹で首を吊って見つけ出した神秘である」という神話があります。

で! 原作者トールキンは、ガンダルフにオーディンのイメージを持っていたそうですね。

ということは… やはりよそびとはガンダルフ…?!(論理の飛躍)

まぁガンダルフで間違いなかろうとは思いますが、……白のサルマンだったら、それはそれで凄くイイ。野生動物みたいに出会う人を威嚇してまわるサルマン…。あんな理知的でゴリゴリの堅物なお人が…!黒歴史ですね!

ちょっとだけ、サルマンがサウロンにたぶらかされていく過程、見てみたいな…♡ とか思いましたが、それは第三紀の話でしたね。
「ホビット」の時点では、まだサルマンは正常だったはず。
うーん、正常なサルマンも見たいな。「いい人なんだけど、堅物すぎて苦労人」みたいな雰囲気。この頃はまだ平和だったなぁ、みたいな感じで和む。
うん、いっそ幼児ガンダルフくんを叱るサルマンお兄さんとか見たい!(「よそびと=ガンダルフ」前提の妄想)


紙面が私の妄想で汚染されてきてしまったので、今回はここで終わります。
3話たのしみ!

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