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2024年3月の記事一覧

賭博違反で香港から処分されたヴァグネル・ボルジス騎手が5月からブラジル競馬に復帰

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アグネスゴールド産駒の南米王者ドウトールスレーニョが電撃引退

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日本がアグネスゴールド産駒のブラジル・オークス馬ヘズルタンチを購入

2024年4月からサンパウロ競馬が出走条件にレーティング制を採用

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牝馬のピウカリーナが2歳の高額賞金レースである第3回ABCPCCカップを優勝

 3月9日、ブラジル・サンパウロのシダーヂ・ジャルヂン競馬場でコパ・プレコシダーヂ・イ・ヴェロシダーヂ・ABCPCC(芝直1000m - 2歳)が行なわれた。今年で第3回になるこのレースは、総賞金524,000レアル(1547万円)、1着賞金233,511レアル(689万円)という高額賞金競走となっている。  高額賞金というだけでなく、今後の世代争いを占ううえでも非常に重要なレースである。第1回ABCPCCカップを勝ったアグネスゴールド産駒のロンドンムーン(London M

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3歳馬オバターイェがGⅢ14・ヂ・マルソを快勝して重賞3連勝、GⅠサンパウロへ視界良好

 3月9日、ブラジル・サンパウロのシダーヂ・ジャルヂン競馬場でGⅢ14・ヂ・マルソ(芝2400m - 3歳以上)が行なわれた。このレースは、5月19日に同競馬場で行なわれるサンパウロ最大の競走GⅠサンパウロ(芝2400m - 3歳以上)の前哨戦にあたる。  今年は11頭で争われた。これが復帰戦となるアグネスゴールド産駒の南米王者①ドウトールスレーニョ(Doutor Sureño)が2.20倍で1番人気に支持された。重賞連勝中の3歳馬⑪オバターイェ(Obataye)が2.80

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アグネスゴールド産駒の南米王者ドウトールスレーニョが最高の評価を受けて今年から種牡馬入り

 ブラジルで種牡馬として異次元の活躍をしたアグネスゴールドだが、唯一の悩みは本拠地ブラジルで有力な後継種牡馬がいないことだった。ブラジルで種牡馬入りしたアグネスゴールド産駒はいるものの、後継と言えるほどの種付け機会に恵まれているわけではない。  しかし、ようやくブラジル・アグネスゴールドの正統で有力な後継種牡馬が誕生することとなった。

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3歳牡馬アポロデスが南米選手権のリオデジャネイロ代表馬となる

 3月3日、ブラジルのリオデジャネイロにあるガヴェア競馬場でGⅢプロフェソール・ノーヴァ・モンテイロ(ダ1900m - 3歳以上)が行なわれた。  ブラジル牡馬・牝馬3冠競走の2戦目が行なわれるGⅠデーに組まれた4つの重賞のうちの1つであり、唯一のダート重賞である。このレースの勝ち馬には、4月14日にペルーのモンテリーコ競馬場で開催される南米選手権GⅠラティーノアメリカーノ(ダ2000m - 3歳以上)にリオデジャネイロ代表として出走する権利が与えられる。  サンパウロ代

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アグネスゴールド産駒ヘズルタンチがまさかの奇襲でブラジル・オークス馬に輝く

 3月3日、ブラジルのリオデジャネイロにあるガヴェア競馬場でGⅠヂアナ(芝2000m - 3歳牝馬)が行なわれた。ブラジル(カリオカ)牝馬3冠競走の2戦目であり、ブラジルのオークスにあたる。  今年は17頭で争われた。⑫マグニフィックプリンセス(MAgnific Princess)は、アルゼンチンのリーディングジョッキーであるブラジル人のフランシスコ・ゴンサルヴェス騎手が跨る予定だったが、前日の落馬のため騎乗をキャンセルした。代わりにイヴァルド・サンターナ騎手が手綱を握る。

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急遽代役を務めたイヴァルド・サンターナ騎手がマーティンルーサーキングでブラジル3冠競走の2戦目を優勝

 3月3日、ブラジルのリオデジャネイロにあるガヴェア競馬場でGⅠフランシスコ・エドゥアルド・イ・リンネオ・エドゥアルド・ヂ・パウラ・マシャード(芝2000m - 3歳)が行なわれた。ブラジル(カリオカ)牡馬3冠競走の2戦目にあたる。  今年は15頭で争われた。1冠目のGⅠエスタード・ド・ヒオ・ヂ・ジャネイロ(芝1600m - 3歳)を勝ったモナンファン(Monanfan)は、外国の馬主との売却交渉のため回避となった。そのため、レースは大混戦と化した。  GⅠエスタード・ド

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ジョアン・モレイラ、かく語りき

この記事は11月30日にブラジルのサンパウロ・ジョッキークラブが放送した "Papo de Turfe - O Fantasma de Cidade Jardim está de volta" というジョアン・モレイラについての特番をまとめたものになります。 また、以前筆者が運営していた『南米競馬情報局』に掲載した内容をそのまま note に移したものです。 騎手ジョアン・モレイラの誕生秘話  すべては生まれ故郷のクリチーバから始まりました。兄と一緒に工場で働くことにな