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第22期レガシー神挑戦者決定戦に参加してきました。あと新カードの雑感

ヘブソでございます。
掲題の通り神決に参加してきました。

使用デッキは今回も緑ポスト。今回もハヤタツさんから共有いただいたリストで参戦。なおぶっつけ本番。

ちなみにリスト制作者のハヤタツさんがなんと緑ポストの記事を執筆してくれました。緑ポストについての基本がしっかり書かれており必読の内容となっております。
俺もう緑ポスト解説しなくて良いよね?ってなるレベルで


1.デッキリストについて

リストは以下の通り。

この前の日本選手権の時のリストと一部変更されています。私自身の主観で解説します。

1.罠の橋の解雇

緑ポストの戦略にめっちゃ合っていたカードではあるが…

そもそも罠の橋を入れた理由はトップメタにいたイニシアチブ、スニークショー、リアニメイト、デルバー対策としてです。
禁止改訂後イニシアチブの数が減りDoomsday、ANTといった殴らないデッキや語り部の杖を使ったコントロールの使用率が上がったことで罠の橋が機能しづらくなってしまったことで外れることになりました。
ただ、デッキ次第ではこのカードが出る=死のデッキも未だいますので、環境次第では戻す可能性もあります。

2.しげ樹の再投入

緑ポスト界に舞い降りた超爆アドカード

BMOまで入れていたのですが神決までしばらくの間デッキから抜けていました。というのも、環境が速いと強くないのとデルバーがトップにいる限り機能する前に死ぬ可能性が高いからです。禁止改訂によって環境が遅くなったので罠の橋と入れ換える形で再投入しました。久々に使いましたが、相変わらず強いし相変わらずテキスト確認されました(驚異の100%)。全緑ポスト使いは1度はこのカードを試すべきです。1枚200円ぐらいで買えるので。

3.忍耐の増量

モダホラすごい(小並感)

罠の橋4→しげ樹3+忍耐1で入れ換える形に。空いてる枠があるなら忍耐をねじ込んだ方が強いでしょうという感じです。
新弾からポルクラノスや深根の道探しも試しましたが、前者はヤヴィマヤがないとまともに出せず、後者は他のカードとの併用が前提だったため最終的に忍耐に収まりました。
リアニメイトやデルバーも相変わらず多そうだしカードパワー的にも忍耐が1番かなと。

4.ウギン解雇

出れば強いカードだが…

好きなカードであり、レガシー選手権でも活躍したこのカードですが、現環境が固まっていないのと罠の橋が抜けた以上守ることもできないので外れていきました。悲しい。

ちなみに:13エムラの続投理由は?

コンボとコントロールをボコボコにしてあげよう

罠の橋の解雇理由である「コントロールが増えた」「殴らないコンボが増えた」という回答と一致します。
これらの殴らないコンボやコントロールデッキに対し、このエムラクールのターンをコントロールする能力が非常に強力なのです。
このカードが実質的に第3の勝ち筋となりやすくなったため続投となりました。
まあ対コンボに関してはそこまで生き残っていればの話ではありますが…。
一応しげ樹で墓地肥やしできカードタイプも散っているのでウギンの目と合わせて結構軽いマナコストで打てる時が結構ありますので狙うのはアリでしょう。
コントロールに対しても大体手札と盤面を滅茶苦茶にしていくのでサイド後も残します。

それ以外のデッキに対しては大体サイドアウト候補です。

2.神決のゲームレポート

R1.RUGミッドレンジ


よく川崎とか横浜でもお見かけする方。争奪のSEとか結構行っている強豪である。

G1:トロピが並ぶので感染かと思いきやガラクタも飛んできたのでデッキが???だった。
ボルカも出てきたのでミッドレンジタイプかカナスレタイプか様子見するとフェアリーの黒幕が出てきたのでミッドレンジタイプと判断。
最後はタイタンを押し込んでエムラクールに繋げて勝ち。

G2:ミッドレンジタイプだしゆっくり行けるやろと思ったらもみ消し飛んできてビビった。
しかしながらクリーチャーが並んでこなかったのでG1と同じで原始のタイタンからエムラクールで勝ち。

○○

R2:ボロスイニシアチブ


このマッチは本当に幸運まみれだった。ガチンコ勝負してたら普通にこちらが負けるので。

G1:永岩城とたまくつからサリアだったのでデスタクと判断。
しかし相手の土地が2枚で止まってしまいドローゴーされる状況が続いたのに対しこちらはタイタンを押し込んで勝ち。

G2:Plateauが出てきたのでここでようやくボロスイニシアチブと判明。墳墓も出てきて精鋭呪文縛り出されて手札にあった唯一の非土地カードであるゼニスを引っこ抜かれる。
しかしながら、こちらはトップから開墾者、ゼニスとトップだけやたら強くてやはりタイタン→エルドラージと繋がって勝ち。

イニシアチブさえ絡まなければ全然戦える。

○○

R3:杖コン


想定通りのマッチアップ。

G1:虹色の眺望置いてターンパスなのでこの時点で概ね3色コントロールで確定。ジェスカイかバントかを様子見。
とはいえこちらはタイタンを押し込んでエムラクールして勝ち。

G2:血染めの月を置かれるも殴り手が杖から出たスピリットしかなく時間も余裕があったのでマナとデプスを並べてから根の道の浄化師でマリットレイジ降臨。根の道はソープロで退場したもののマナは十全にあるのでウラモグで月と壁となっているスピリットトークンを弾いて勝ち。

概ね想定したゲームプラン通りに進められてよかった。

○○

R4:死の影


キツいマッチアップだった。

G1:不毛とWilを連打されて死の影に殴り切られて負け。

G2:針で不毛指定するも、要の開墾者を対処されて負け。

これは本当にお相手がひたすら強かった。あと外国人の方でしたが日本語が流暢でビビった。

××

R5:ナヤ土地単


キツいマッチアップだったPart2。

G1:不毛とソープロ連打されて負け。

G2:針で不毛じゃなくて演劇の舞台指定してしまったせいでレリカリーから不毛連打されて、ついでに守りの要の微光地をサージカルされて死亡。

針ミスったのが運の尽きでした。
私はバカ野郎です。土地単戦はまずは不毛を止めないとダメです。

R6:URデルバー


2敗したけどまだ16入りの目はあったので立て直すべと思ったら相手は普段から横浜でよく遊んでいるラスボスでした。普段マッチアップする度にボコボコにされております。

G1:開墾者とタイタンを見間違えてキープしてしまい、針も引けないまま不毛連打されてマナ足りなくなって負け。

G2:忍耐連打で勝ち。

G3:互いにグダった中でDazeケアなど一切無視のタイタンが通って勝ち。

×○○

ここがターニングポイントだったかもしれん。

R7:スニークショー

G1:ボルカや島ばかりが並ぶため何かのコントロールか?と思ったら墳墓からショーテル。そんなの想定してないのでこちらは13エムラ。相手は全知。そしてエムラ出されてGG。

G2:こちら土地事故、相手月メイガス、しかも土地もめっちゃ並んでるという「どうあがいても死んだだろこれ…」という盤面でとりあえず針で騙し討ち指定したら相手目立った動き無く根の道の浄化師で月になったデプスをマリットレイジに変えて勝ち。

G3:ペタル都ショーテル。互いに15エムラ。流石に勝ち。

なんとかなんとか…

×○○

R8:カスケードクラッシュ(ネグセんさん)

G1:サイ出されて殴られるも最速3T目デプスで勝ち。

G2:開墾者を激情ピッチで処られ避け難い裏切りでタイタン取られるもデプスで勝ち。

前に別の人のカスクラでサイドから裏切り飛んできて死にかけたのでエムラは外したのが功を奏したのであった。
あとカスケードから出てくるスペルは全部ソーサリーなので歪める嘆きで対処できます。

○○

R9:ペインター

Top16入りをかけてのバブルマッチ。

G1:タイタンが早期着地して勝ち。

G2:マナが伸びずサーガトークンに殴りきられ月メイガスで蓋されて負け。

G3:最速月メイガスを出されるもしばらく目立った動きがなかったため森2枚絡めてタイタン着地に成功。
デプス置いてから次のターンにゼニスX=4で根の道の浄化師を出してマリットレイジ降臨して勝ち。

○×○

ということで…

7-2、オポ差で14位。

死の影も土地単もどうしようもなかったので、今回のこの結果には概ね満足しています。

何よりも、神決で久々にポストが16入りできたのが非常に嬉しかったです(調べたらコロナ前のエルポスの入賞以来との事で…)。

次回幕張でプレイヤーズコンベンションが行われるそうで、まだ行けるか分からないしレガシーの大型大会があるのかまだ告知がありませんが行けるなら是非行きたいなーと思っています。
多分また緑ポスト使ってると思うので。

機械兵団の行進の投入候補について

発売からそこそこ経ってるんですがと言う突っ込みはナシだ。

スポイラー見て何枚か試してたので雑感。

1.レンと次元壊し

泣きながら購入しました。

悪くはない。タブシンだが4枚ヤヴィマヤ入っているこのデッキで出すのも難しくないため。

呪禁警戒速攻を持たせてクリーチャー化する能力もポスト的にはありがたいし小マイナスも無料でカード1枚引けると考えれば強い。

ただ、3マナというコストとゼニスでサーチできないのは結構大きいなと。
あとしげ樹と役割が被る。ただ、これはこれで別の勝ち筋を用意しやすいし土地コン系やイニシアチブとの相性も改善する等差別化はできるため、入れ替えるならしげ樹と入れ換えるのが良さそう。

2.深根の道探し

スタッツが優秀。かつ序盤から殴りに行けてあわよくば土地も増やせる。増やせなくてもトップの質を高められると緑ポストに欲しい要素が詰まっています。
が、それは戦闘ダメージを与えないと話にならない。これよりデカい生物を出されるとモジモジするしかなくなってしまうのは結構痛いです。
これもまたしげ樹と役割がかなり被ってしまうし、しげ樹よりもアド取れないし運要素が大きいのもマイナス。
メリットとしてはダメージ通ったときのサボタージュスタック時に能動的に輪作や開墾者してもアド損しにくくなったのと若干不毛に強くなること。
あとは対デルバーとの話だが、濁浪や立った状態の昂揚したチャネラー以外のクリーチャーでこれを止めるのが難しくなっています。
変身したデルバーでも相討ち取れるし(そもそも殴っていないのでその点でもポスト的にはありがたい)到達はないが対処を迫れる良カードだったなと。

ただ、それでもしげ樹が強かった。元も子もなし。

3.ポルクラノスの再誕

見た目は悪くないが…

対デルバー用としては強いしヤヴィマヤあるので出すのは難しくないが、デルバー以外のデッキに対して強くない…。
複数並べたい性能だけど伝説なので並べられないのはデメリット。カラカスで戻してもなーという。
裏返る時には大体勝ってる状況の方が多くてオーバーキル気味。
まあ忍耐っていうカードが悪いです。 
1回試したものの想像より弱すぎて抜けました。

4.ヴォリンクレックス

スタッツは非常に優秀だが、CIPが手札じゃなくて場に出る能力だったらと思うと惜しい。
あとは緑ポスト的にはこの手のカードを入れる枠がありません。
ガーガロスも新スラーンも入らないことを考えるとこのカードも微妙です。
このカード入れる枠あるなら追加で原始のタイタンかせめてゴロスを入れた方が強いです。 ただ、1枚持っておくとどこかで役に立つかもしれません。

5.イコリアへの侵攻

実質的に5枚目以降のゼニス。ゼニスと違い墓地からも出せる。

カード的には滅茶苦茶強いと感じているんですが、緑ポストというデッキ的にはノンクリスペルよりもクリーチャーで戦った方が強いため枠がありません。
また、ゼニスより1マナ重くなってると考えると結構マイナスだなと思いました。

終わりに

新セット発売から1週間後に神決というタイトなスケジュールだったので試す機会が限られていたというのもあり、今回使用した上述のリストを見れば分かる通り新カードが入っていないリストで挑むことになりました。

まだ誰にも発見されてないけど実は強かったカードもありそうですし、今のところ大型大会もしばらく無さそうなので自分も色々試そうかなと思います。

以上です。

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