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初心者でも高単価商品を販売すべき理由と具体的な商品の作り方

まず、前提として、SNS運用開始直後の初心者だろうとインフルエンサーだろうと関係なく、SNSで集客している人の全員の目的は、SNSを通して商品を販売し、売上を上げることですよね。


なので「初心者だから安い商品しか売ってはいけない」というルールは存在せず、売れるなら高額商品の方が良いですよね。

この値決めの際にオススメの方法は「逆算」です。


・目標売上を決める
・目標売上を実現できる商品単価を決める
・必要な集客数を決める


このように逆算し、どう売上をあげていくか考えます。

ではなぜ初心者でも高単価な商品を販売するべきなのか

結論から言うと、

1、少ない集客でも売上が立つから
2、お客さんの質が高いから

です。


まず「1、少ない集客でも売上が立つから」に関してですが、これは商品価格と成約率から考えてみればわかります。
売上30万円を目標にした場合で2パターン見てみましょう。

【パターンA】1万円の商品の場合

30万円稼ぐ為には30人に売る必要があります。
1万円程度なら平均成約率は10%ですから、
300人*10%=30人
30人*1万円=30万円
300人もの見込み客が必要です

【パターンB】30万円の商品の場合

30万円の商品を売るなら通常は個別相談など挟む必要があります。
個別相談からの成約率は大体30%くらいです。(3人のうち1人に購入)
30万円の商品を1人に売るなら個別相談は3人でOKです。
個別相談への申込み率は10%なので、必要なリスト数は30人程度になります


次に「2、お客さんの質が高いから」に関してですが、目先のキャッシュを得ることも重要ですが、それ以上に「成果を出せる質の高い人を集めることが重要」なんですね。


なぜなら、長期的なビジネスを作っていくためには口コミを広げて「商品が良い」と認知される必要があります。

ここでいう「サービスが良い」の定義は、悩みを解決し理想の未来を手に入れさせてあげること です。

ですが、成果見込みのない人を集めてしまうと

成功できない
→悪評が広まる
→集客できなくなる

という負のスパイラルに陥ってしまいます。

この現象と価格設定に何が関係しているかというと、

低額商品:誰でも手に取れる(クレーム増加)
高額商品:真剣な人だけ買う(クレーム減少)

ということです。

真剣に人生を変えたいと思う方だけに販売することで、成果を上げ、クレームを防ぐことができます。
5万円以下の低単価な商品だと成果が出ないことを他人のせいに責任転嫁する方も増えてしまいます。

そうなると、最も成長に重要な初期段階に
クレーム対応に追われ時間も無くなり、メンタルも崩壊します。
こうなると「もうビジネスをやめよう」と当初の目標を達成できずに脱落してしまう可能性もあります。

逆に、お客さんと近い距離で直接サポートできるような高額商品を“直接話して”販売することによって、提供サービスや価格に完全に同意した上で購入していただけるんです。

お客さんも高い金額を払ったからこそ、その分ちゃんと行動してくれ、僕もしっかりと直接サポートをすることで成果を出させられるようになります。


2.高単価商品の作り方

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では、ここから具体的な高額商品の作り方に入っていきます。

まず高額商品を作っていくと聞いて、

「うーん、高額商品を作るのって大変そう」
「自分なんかに作れるわけない」
「どんだけのボリュームで作ればいいの?」
「販売するまでにすごい時間がかかりそう」


こんな風に思いませんか?

僕は最初から商品自体を作らず、高額商品の”構成だけ”をきめ、販売した後に商品を作っていくという方法を推奨しています。

「高額商品の”構成だけ”を決めるってどういうこと?」
と思ったかもしれませんが、その前に1つ質問があります。

「なぜ商品を作れない」という問題が
起こるのでしょうか?

少し考えてみてください。

多くの人が「作り方がわからないから」と答えますが、実はそれよりも根深い問題があります。

それは、
完璧を目指してしまっているからなんです。

「ちょっと待って、提供していくものは完璧じゃなきゃいけないでしょ」

こんなふうに思いましたよね?

でもよく考えてみてください。

あなたが作った商品が良いか悪いか、判断するのは誰ですか?
あなた自身ですか?
あなたの先生(メンター)ですか?

違います。

商品やサービスの評価は、決めるのはお客様です。

商品が一向に作れない人が陥りがちなのが、
上級者の商品と比較して「完璧な商品を作ろう」と
時間をかけてしまっている。

これが大きな原因です。

なので商品は、構成だけ決めてお客さんと一緒に
作っていくというやり方のほうがいいんです。

具体的に説明します。

①見込み客の悩みを理解する
「お金を払ってでも直したい問題があって悩んでます」
「この問題を解決してこういう風になりたいんです」

このような悩みをヒアリングするなどして聞き出します。

②商品のゴール決める
○○な人が○○日で
○○になるための○○コンサル

このテンプレートに沿ってコンセプトを決めます。

③ゴールを達成できるカリキュラムを作る
「1ヶ月目ではこれから理解してもらわないとな。
次の2ヶ月目ではこれを理解してもらって、3ヶ月目では~」
と商品の構成だけを決めます。

④教えながら商品を作る
この4つ目が特徴的なのですが、サポートを一対一でセミナー形式で教えながら商品を作っていきます。

少し考えてみてほしいんですが、「自分は知っていて当然だと思っていても他人は知らない」
こういうことって世の中にたくさんありますよね。
なので「これは説明する必要ないな」と思っていても実はお客さんにとって重要なことってあるんです。

なので、そこをカバーして商品を作る必要があります。
その方法は、構成だけをあらかじめ決めてお客様にマンツーマン形式で教えながら

「どこがもっと知りたい?」
「どこをもっと聞きたい?」

と、セミナー中に受けた質問に対して補足できるよう勉強し、動画やPDF化すれば新しい購入者の声を取り入れながら商品を完成させていくんです。

だって、ただでさえ僕たち人間って10分くらいしか集中力が続かないって言われているんですよ?

そんな中、売れるかどうかわからない商品を作るために
半年から一年間走り続けなければいけないワケです。

それで半年一年かけてようやく完成させてようやく「はい!リリースです!」ってなって売れなかったら正直地獄です。


3.高単価商品でやるべきサポートのコツ

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1、距離感を近づける
結論からいうと、実践者の悩みに対して

「添削します」
「質問にお答えします」
「月に一回購入者限定のライブセミナーを開催する」
「24時間質問無制限のコンサルをします」

などビジネス初期段階こそ距離感を近づけたサポートで価値をつけて価格を上げていくのがベストです。

商品の構成を作る際に、実践中に出てくる悩みを解決できるサポート内容も組み込んでいきます。

2、相場を無くす
これはマーケットアウトという考え方で
「相場を無くしてあげる」ことで、高額商品を
一瞬にして作り上げることが出来ます。
簡単なものでは、特典や保証をつけるのが有効です。

例えば、提供商品のノウハウだけの価格の相場が
5万円程度であったとしても「距離感を近づける」で話した添削や個別コンサル、勉強会をつけたり、あなたのジャンルに合わせた「○○のマニュアルあります」とか「実践してから使えるテンプレートが○個あります」
「一部代行します」など

このような特典をつけると相場がわからなくなります。

また「期間内に成果が出なかったら成果が出るまで期間延長」など
保証をつけてあげるのも有効です。

なので、全ての特典や保証の相場を合計した金額を提示した後、

相場の合計金額→即決価格
の構造を作り、お得に感じさせます。あくまでも一例ですが、必ず相場を無くすような特典やサポート、保証を付けてください。
このように出来レースのように初期段階から高額商品を売っていくためには、

・本講座(ノウハウ)
・サポート
・特典
・提供期間
・価格


など商品構成だけを決め、販売後にお客さんの声を取り入れ商品を完成に近づけていく必要があります。

そしてこの商品の構成は、クロージング時に伝えるものになりますので、
成約率に大きく関わってくるので参考にしてみてください!




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