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生き残る会社とそうでない会社との差

今の時代今まで1本がいいとされていたキャリアはもうむしろ複数あった方がいいという世の中になっていますよね。ただ、だからと言ってどんな会社でもいいというわけではありません。そんな中、気づかずに時代と逆行している会社に入ってしまうとあなたがどんなに努力しても成功体験を味わうことはできないでしょう。なので今、世界で起きている変化を踏まえつつどのような会社が生き残るかを知っといた方がこれからの未来、圧倒的に得ですよ。


世界のサブスク化

サブスクはについてはご存じの方も多いはずです。僕も以前サブスクについての記事を書いているのでサブスクの詳しく知りたいという方はぜひ参考にしてください。一応軽く説明しておくとサブスクとはサブスクリプションの略で月額課金制と呼ばれるものです。今世界的にサブスクリプション市場は急拡大していて、月額課金のサービスがどんどん増えています。実際どれぐらいかというと、アメリカだと2011年にサブスク市場の規模が57億円だったのに対して2016年にはなんと2600億円にまで拡大しているという調査もあります。5年間で約45倍ですよ?しかもこれは2016年時点でなのでもちろん今はさらに拡大しています。

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皆さんはどれくらいこのサブスクリプションサービスを利用していますか?僕が登録しているのはAmazon Premium、オーディオブック、Progate、Spotify、と前まではSpeakBuddyも登録していました。SpeakBuddyは高校生の僕にはちょっと高いので1か月で諦めましたw。僕が登録していたのは5つほどですけどこれを読んでくださっている方の中にはHuluやNetflixやYoutube Premiumなどに月額課金をしている方も少なくないのではないでしょうか?僕は映画を普段からよく見るのですが9割5分はAmazonで観てます。

このようにサブスク市場が拡大していると言われてもおそらくイメージが付きにくいかもですけど、1つの指標として身近になってきたものの市場はかなり拡大しているでしょう。これを読んでくださっている方の中には10個以上登録されている方がいても不思議じゃないくらい今のサブスク市場は拡大しています。最近ではZoomなどに課金している人も少なくないのでは?


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あなたはなぜ物を買う?

皆さんもちろん普段からいろいろなものを購入していますよね。たとえば、あなたが本を買ったとします。そこであなたが欲しかったのは本そのものですか?それとも本の中身を得る体験ですか?多くの方が後者だと思います。僕は1回本棚を賢そうな本で埋めたいと思って本を買いかけましたが、多くの方は本の中身を知るという体験を得るために本にお金を払っていますよね。

でも今の時代わざわざ本を買わなくてもよくないですか?それこそ速く内容を頭に入れたいのであれば先ほどもでたオーディオブックで2倍速にして聞けば速く読むこともできますし、本とは違って両手が空くので聞きながら他のこともできます。あと、僕の場合だと読んでいる途中に他のことが気になってしまい、読みを終わるまでにかなりの時間がかかってしまうのでこの方法はオススメです。

でも、中には文自体を読むのが好きな方とかもいらっしゃいますよね。そういう方はKindleで読めば本棚の場所がいらなくなるし、知らない単語が出てくればその場で調べられるうえにマーカーも引けて、小さい文字が苦手な人は拡大して読むこともできます。これはあくまで例ですが、このように皆さんが普段買っているものというのは本質的にはある体験を買っているだけなんです。そう考えるとモノを売っている企業というものは存在しないはずなんです。たまたま、皆さんに「モノを売る」という手段で皆さんにモノを提供していたに過ぎません。


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これからは所有ではなくシェアの時代

皆さんちょっと考えてみてください、モノを所有するデメリットって意外と多くないですか?先ほど述べた本なら読書中は手がふさがってしまうため他に何もできなくなりますし、外とかではわざわざ持ち出さないといけないので不便ですよね。本以外にも「これって買う意味あったんだっけ?」って思ったりする事ありませんか?購入した後にずっと手元にある必要ってぶっちゃけなくないですか?

今の時代テクノロジーの進歩によってモノを買うことだけが体験を得る手段ではなくなってきていますよね。その1つとしてはスマートフォンの登場によって情報の流通度が格段に上がったことによって「これもう買わないでみんなでシェアすればよくない?」という考えをシェアリングエコノミーといい、そうしたニーズに応えるために1人が所有せずみんなで分け合うサービスが急成長しています。たとえばUberメルカリArbnbなどです。

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1つ目のUberと聞くと多くの方がUber eatsの方が聞きなれているかもしれませんが、Uber eatsはこのUberが元となっているサービスです。このUberとはざっくり説明すると、日本でいう白タクみたいなもので普段車を持っているのにあまり運転しない人が小遣い稼ぎとしてタクシー代行をするというものです。これを聞くと「そこまですごいサービスじゃなくない」、「言うて別に流行らないでしょ」っと思いませんか?僕は正直初めてUberを知ったときは思っていました。

しかし現に、アメリカのサンフランシスコ最大のタクシー会社であるイエローキャブはUberやLyftの影響で破産申請までしました。至極当たり前なのですが、タクシーより安かったらそっちを利用しますよね。LyftとはUberと似たようなサービスでLyftの方が最近できたためアメリカなどではLyftのほうが人気らしいです。なぜなら、Uberに比べLyftの方がドライバーに入る取り分の割合が多いのにUberと料金自体は変わらないからです。

2つ目のメルカリは日本の会社ということもありほぼ全員の方が知っていると思うので今回は割愛します。単純に個々人でのフリマアプリです。

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3つ目のAirbnbとは知らない人からすればこれまず何て読むの?ってなりますよね。これは「エアビー&ビー」と読みます、この「bnb」が何の略かというと「Bed and Breakfast」の略で簡単に説明すると自分が使っていない家などをアプリで簡単に観光客や外国人にホテルとして貸し出せるサービスです。僕個人的には先ほどのUberは日本人のタイプには受けがよくないと思うので日本ではあまり流行らないと今も思って言いますが、このAirbnbは観光業が盛んなところをはじめとしてかなり流行ると思います。

ここで皆さんに悲報です。これを聞いてもしかしたら「Airbnbまだ日本じゃ流行ってないし似たサービス先に作ってやる!」と思う方がいらっしゃるかもしれないので言っておくと、UberAirbnbも海外の企業だから許されているだけで日本人がやると違法になります

僕は正直これは法律自体にかなりの憤りを感じます、だって超個人的な意見ですけど日本なのに海外メーカーが儲けやすくて、日本メーカーが苦しい思いをするってちょっと変じゃないですか?まだ、法的にダメだから海外のメーカーもダメなんだ日本てやっぱり遅いな~で済むのですが日本メーカーだけがダメなんですよ?まぁなので、皆さんはもうしっかりこのようなサービスがあると知っているのでニュースなどでこれは違法だとか訳の分からないことを言っていたらスルーしてあげてください。

ただのサブスクは潰れる

ここまで少し話がそれてしまったので、この章でタイトル回収をします。ここまで読んでいただければもう大半の人は今の時代はむしろサブスクにしなければならないと思っているはずです。ですがここで一度踏みとどまってほしい。なんでもただ月額課金にしてもサブスクリプションサービスにはなりません。

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たとえば、月に一万円ですき家の牛丼食べ放題だとします。たしかに普段から毎食牛丼という方は登録するかもしれませんが、多くの方は健康面や飽きなどを考慮して買いませんよね。このように特定のファンだけが利用するサブスクになってしまいます。これでは大したイノベーションが起きずごくわずかなリピーターなどが喜ぶだけです。またもう1つよくないのが、分割払いとあまり変わらないものです。

他にも、月に5000円でデスク用チェアが借りられるとします。たしかに、最初に何万円も払わなくて済むかもしれませんが、選ぶ人はそんなにいないと思います。もちろん、中には選ぶ方もいるかもしれませんが、絶対そっちの方がいいとはならないはずです。数か月で椅子一台の値段を超えるようになるし、自分のものではないので他の人にあげることも売ることもできません。

ではサブスクにするべきなのは

では実際にどういったものをサブスクにすべきかということについて話します。サブスクにおいて最も重要なのはパーソナライズです。カタカナばかりですいません、パーソナライズとは個々人で対応を変えるものです。Youtubeなどのおすすめ動画はみんな異なりますよね。

だからさっきの牛丼の話だと自分の好みや毎食ごとの自分の健康状態を登録しておき次の食事の時にオススメの食事を提案してくれるというものであれば登録してもよさそうですよね。まあすき家のメニューだけで健康管理するのは難しそうですけど、逆にすき家がもっと健康志向の料理も提供してくれれば行こうと思いますよね。これはあくまで僕のアイデアなのでうまくいくかはわかりませんが、このようにただ月額課金にするのではなくパーソナライズを組み込むことによって個人ごとに新しい体験を作ることが大切だと思います。

最後になりますが今回話した通り「モノを売る」という行為は本来体験を売るための手段だったはずです。ですが今だにモノだけを売り所有してもらおうとする会社がかなり多いと思います。そういう会社世界の動きについていけてません。このような会社はすぐにでも「体験を売る」という形にシフトしないとすぐに淘汰されるでしょう。今はもうそういう局面なのかもしれません。10年後には今必需品だと思って買っているモノの一部はサービスとして売られているかもしれません。

これで今回は以上です、最後によければ僕のモチベが上がるのでいいねお願いします。これからも僕が将来に向けて勉強していることを発信していきます。ぜひインスタの方もフォローしてみてください。 じゃあ、またね

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