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シリコンバレー銀行の破綻について

昨日の米国のPPIは予想より弱かった。
これで相場は少し戻しましたが、もはやPPIもCPIもおそらく関係ないな~。
金融システム全体が崩壊しかけていますね。
シリコンバレー銀行の破綻に、クレディスイスの筆頭株主追加支援の否定。
信用リスクの増大を懸念し、安全資産である米債が買われ、イールドが低下。
これが昨日の流れ。

ただ何となく腑に落ちない。
そもそもなぜシリコンバレー銀行が破綻しなければならなかったのか。
世界で一番安全な米債を保有していれば、金利上昇による含み損が拡大しても、大手銀行から資金を融通してもらえたのではないかな。
そして昨日のクレディスイスの筆頭株主追加支援の否定。
なにやらきな臭い。
ちなみにクレディスイスの会長の名字はリーマンです(笑)

今後のFRBは年度内に利下げに転じ、インフレはしばらく落ち着くが、また上がりだすだろうな~。
1970、80年代の繰り返しになりそう。
過去の例で言えばインフレは3回上昇する。
第二のボルカー待ちですね。

最後にインフレは貧乏人を苦しめるが、デフレはお金持ちを苦しめる。

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