日曜日の朝はジャズライブを観よう
6月13日、ニューヨークのジャズクラブ Village Vanguard で有料ライブ配信がスタートしました。
泣く子も黙る老舗ジャズクラブ Village Vanguard
ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジに位置する Village Vanguard は最も有名なジャズクラブの一つで、一流のジャズミュージシャンが出演する場所です。1957年のソニー・ロリンズ(テナーサックス)にはじまり、1961年のビル・エバンス(ピアノ)やジョン・コルトレーン(テナーサックス)、最近では2019年のデイナ・スティーブンス(サックス)など、たくさんのミュージシャンがここでのライブを記録したアルバムを発表しています。
私が初めて聴いたここでのライブアルバムは、ビル・エバンスのワルツ・フォー・デビーだったと記憶しています。演奏とともに店内の雑音も記録されていて、実際にその場に居るような気分で聴いたものです。
本当に行ってみると、ざわつくような雰囲気はなくみんな集中して聴いていました。ジャズライブへの接し方が時代とともに変化したのかもしれませんね。
週末のみの無観客ライブ
コロナ禍による長期の休業の末始まった有料配信ですが、今のところ現地時間の土曜日と日曜日の19時からワンステージのみのようです。これを日本時間に換算すると日曜日と月曜日の朝8時となります。朝食でもとりながらゆっくり楽しむのにちょうど良い時間ではないでしょうか。
有料とは言っても7ドル(800円弱?)という格安価格です。映像はミュージシャンの所作や表情なども見えるように工夫されていて、むしろ現地で見るよりもよく見えるといった印象でした。
視聴には会員登録が必要で、支払いはクレジットカードかペイパルのようです。
良い休日を
朝8時から1時間少々のライブを楽しめば、1日のスタートは上々です。
有意義な1日を過ごしましょう。
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