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「ミュージシャンは政治批判するな」なんて、そもそも誰が言っているの?

久しぶりにnoteを起動してみました。
どうも、Kovaさんです。

最初のころは毎日のようにエントリ上げていたはずなのに、気が付くと3年ぐらい放置してますねw

いや、いろいろ書きたいことは山ほどあるんですよ。
Twitterはライフログみたいなものなのでほぼ毎日何かつぶやいてるし、Instagramは本来の使い方である飯テロ兵器として活用してるし()

でもnoteって、こう、何か「書こう!」という高いモチベーションがないと書けないんですよ。

で、久しぶりに気持ちを突き動かされることがありましたので、書いてみたいと思います。

先に言っておきます。長いです!

文章もまとまりもとりとめもないものになっていると思います。
ですが、今回は自分の感情をストレートにぶつけたいんです。

どうかご容赦を。




先日のFUJI ROCK FESTIVALの件です。

まず、私は過去にFUJI ROCK FESTIVALに行ったことがありません。
フェスと呼ばれるイベントも、参戦経験は数えるほどしかありません。

あ、そういえばフェスってなんでみんな「参戦」って言うんでしょうね?あれって戦なんですか?「やぁやぁ我こそは!」とか名乗りをあげるんですかね?
あ、そのためにみんなTwitterやInstagramで行ったよー報告をあげているのか。

話が逸れましたw

私は金土日と仕事で、シフト制の仕事なので全て勤務日でした。
土曜日はJSportsで昼にスーパーGT鈴鹿ラウンドの予選と、夜はル・マン24時間レースのスタート、日曜日はスーパーGT本戦があって、その間も当然のようにル・マンではレースが続いていて、夕方にはDAZNでJリーグの名古屋グランパスvsアビスパ福岡の試合があり、ル・マン24時間は夜11時にゴールを迎えるという、ただでさえ忙しい週末なのです。

で、Twitterを見ていたら気が付いたんですよ。

「なんか、フジロックってYouTube配信あるみたいよ?」

いやいやいやいや、魅力的なコンテンツが渋滞しすぎでしょwww
もっと早く分かっていれば有給取っておくんだったよw

というわけで仕事と並行して各コンテンツを楽しむことに。
スーパーGTは思いっきり仕事と被っているので録画観戦、ル・マンはスタートパートとゴールパートは生で観戦、サッカーは仕事の関係で後半だけDAZN観戦、合間にフジロックを楽しむという、何とも多忙な週末を過ごしました。

おっと、話を広げすぎました。
今回のメインテーマはフジロックです。

私が見たのはRADWIMPS、Millenium Parede、Kan Sano(どれも見たかったが時間かぶっててザッピングしながら見てた)、カネコアヤノ(仕事の昼休み中にやっていたので)、King Gnu(私自身も見たかったのと何より嫁がファンなのである)、TENDRE(これも仕事の昼休み中にかろうじて半分くらいは見られた)、CHAI(裏では忌野清志郎ナントカカントカってのやってて話題っぽかったけど全く興味なかったので)といったところです。
有給取ってたら他にも見たいアーティストたくさんいたんだけどなー。

どれも素晴らしいステージでした。
圧倒され、チルされ、家で踊り、仕事中は心のなかで踊っていました。

FUJI ROCK FESTIVALというイベントの素晴らしさ、スケール感、空気感・・・
その片鱗だけでも味わえたのは、本当に素敵な体験でした。

が・・・

なんでFUJI ROCK FESTIVALがこんな批判されてんのさ!
こんな素晴らしいイベント、称賛こそされ批判される謂われなんてないわ!
何があったのさ!

ということで自分なりに色々調べて自分なりに解釈してみたんですが

分析的なことはやりません。
あくまで個人の感想と偏見混じりの意見であるということを前提で書きます。
タイトルもそうだけど途中に少しだけフラグ立てておいたので予想はつくと思いますので、気分を害すると思う人はここから先は読まないようにしてください。

忠告はしましたからね!


ミュージシャンって、なんだって政治関連の話題に中途半端に首突っ込むんでしょうね?

政治に関心を持つのは良いことです。
人によっては生活がかかってます。
誰しも自分の生活をより良くしようと思うのは当然ですから。

ただねえ、なんかミュージシャンって左派傾向というか、リベラルという名の反体制派が多くありません?

いや、そうじゃないミュージシャンが大半だとは思うんですよ。
多くは「自分たちのファンに、リスナーに、自分たちの音楽を伝えたい」の一心でやっている方々がほとんどだと思うんですよ。

ですが、一部のミュージシャンが、どういうわけかリベラルという名の左派で反体制派でやたらとチンケな政治批判をぶちかましてくれとるんですよ。

まあいいんですよ。思想は自由ですし発言も自由です。
現政権派を盲目だとか思考停止だとかなじるのもいいでしょう。
日本では表現の自由が憲法によって保証されているのですから。

ただね、私が個人的に、非常に気に食わないことがあるんです。

先述したような左派でリベラルを名乗る反体制思考のミュージシャンで、たまにこんなこと言ってる奴がいるんですよ。

「ミュージシャンが政治を批判したらいけないんですか?」

おいおいおいおい!
誰がそんなこと言ったんだよ!?

少なくとも私は、ミュージシャンが政治批判しちゃいけないなんてこれっぽっちも思っていないです。
「ミュージシャンが政治批判するな」って言ってる人、私が知る限り見たことないです。
もちろん日本には1億人以上の人が住んでいます。
中には「ミュージシャンが政治批判するな」って言っちゃう人もいるかもしれません。
そんな人いたら教えて下さい。私が説教してあげますから。

先述したように、日本では表現の自由が憲法によって保証されています。
ミュージシャンが政治批判、大いに結構。好きにしたらいい。

でもですよ?
表現の自由、言論の自由ってことは、政治批判しているミュージシャンに対して
「それはさすがに酷いんじゃない?言いすぎじゃないの?」
「それはちょっとおかしいんじゃない?筋が通らなくない?」
などと窘めたり批判したりすることだって、立派な言論の自由じゃありゃしませんか?

フジロックそのものの開催に否定的な人、実際に不参加を表明したミュージシャンもいたようです。おそらく苦渋の決断だったことでしょう。
逆に、参加したミュージシャンにとっても、それはそれは苦しい判断だったことでしょう。
どちらの気持ちも痛いほど分かります。

で、なんかオリンピック開催を反対していたミュージシャンが、フジロックには参加していたことで、いろいろ物議を醸しているようですね。
まあそれだって気持ちは分かりますよ。自分たちのライブが度重なる緊急事態宣言で延期や中止を余儀なくされて、それなのにオリンピックは開催するんだーって嫌味の一つや二つ言いたくなるのは仕方ないでしょう。

で、そうした発言を常々やっていたミュージシャンがフジロックには参加する。
そりゃあ批判されるのは仕方ないでしょう。
「それはダブルスタンダードなんじゃないか?」「二枚舌では?」「ご都合主義か?」

で、まさかとは思いますが、そういった批判のことを「ミュージシャンは政治批判してはいけないんですか?」と勝手に解釈、というか脳内変換していませんか?

甘ったれんなよ!

政治批判することが自由なら、政治批判しているミュージシャンに意見することもまた、自由ではないのですか?

ミュージシャンが新曲を出す。
それに対してファンが「いい曲ですね!」「素敵です!」と喝采する。
または音楽評論家が「前作に比べてクオリティが落ちた」と批評する。

これ、当たり前の行為ですよね。何一つおかしいことはない。
ミュージシャンも音楽評論家に対して「テメェふざけんなよ!」と心の中では思いつつも「批判しないでください」なんて言いますか?
あ、言っちゃう人も中にはいるかなw

ミュージシャンが政治批判する。
それに対して信者(ここでは敢えてファンとは書きません)が「その通りだと思います!頑張ってください!」「しっかりした意見を持っていてカッコいいと思います!」と褒めそやす。
または「ファンだったけど見損ないました」「そんな人だとは思いませんでした」「もうファンをやめます」と言う。

これだって、何一つおかしいことはないですよね?
だって選択権はあくまでファン側、リスナー側にあるんだから。

それに対するミュージシャン側の返答が「ミュージシャンは政治批判しちゃいけないんですか?」なんだとしたら

そんなもん、甘えですよ!

あんたのミュージシャンとしての心意気はその程度だったのか?
その程度の覚悟で政治批判なんてやってたのか?
あーカッコ悪い!
せいぜい信者にチヤホヤされて政治批判をぴーちくぱーちくやってりゃいいよ!

自分の思想や発言の稚拙さを棚に上げて、ちょっと批判されたからって「ミュージシャンは政治批判しちゃいけないんですか?」と言っちゃうことで自身への批判を封じてしまおうという魂胆が気に食わないんですよ!

結局のところ、「ミュージシャンが政治批判するな」なんて言っている人なんていない。

いるのは、稚拙な思想や発言を窘めたり、それは違うのではないかという意見を言ってくれる人。
こういう人に対して真摯に向き合わなきゃ、政治批判なんてする資格ねえよ。

はてさて、今回は文章の推敲をほとんどすることなく、勢いだけで書いてしまった。
機会があれば、もう少し論理的に話をまとめてエントリを上げ直したいと思う。

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