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言わないことは「不要」ではない

今日も聞こえてきた
「言わないからやらない」
この考えは、もうやめましょう!

建築士や建築業者と話していると
「言わないからやらない」とよく言われます。
・お施主様が、耐震等級3と言わない
 だから耐震等級1でよい
・お客様が、構造計算と言わない
 だから構造計算しない
・お客様が、長期優良住宅、住宅性能評価と言わない
 だからやらない

言わないことは「不要」という意味ではありません。
言わないことは「信用している」という意味です。

しかし、
「言わないかやらない」は信頼を裏切る行為です。

さらに、
プロならば、言われなくて標準としましょう!
プロならば、言われなくても提案しましょう!

会社のホームページやパンフレットには「耐震等級3」を謡い
「耐震等級3」と言う(求める)お客様には提案。
「耐震等級3」と言わないお客様は「耐震等級1」とする。
そのレベル差を伝えることもなく・・・

「耐震等級1」にすることで、構造計算費用や工事費が
「耐震等級3」に比べ安くなる!
まるでお客様のために「耐震等級1」としているような言い訳
見苦しい・・・

そして、自分の家、自分の身内の家は
「耐震等級3」にする

もう、「言わないからやらない」という考えは、
やめましょう・・・

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