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日光のコワーキング事情 #日光門前に暮らす #108

高橋広野です.まだ9月だというのにあっという間に冬の寒さ….庭の桜の樹のも葉を落とし始める季節になりました.

コロナ禍を経て,ワーケーションブームも相まって,日光市内にもコワーキングスペースが増えてきた.いまやリモートで働ける会社員も,パソコン一つで全国どこでも仕事ができるノマドワーカーも増えてきた.

ところが,地方,特に日光でのコワーキングスペースのユーザーはまだまだ少なく,ワークスペースに対するユーザーの割合が極端に低い.それゆえなのか,そもそもなのか,コワーキングスペースの利用がソロワーキングになってしまい,コワーキングとして十分な機能を果たせていない.

場所が有り余っている今の時代.参入しやすいワークスペース事業は,意外と地方でもあちこちで見かけるが,とりあえず場所が空いているから机と椅子を置いてはいどうぞ的な空間は,やはり結局使われないまま終わってしまう.

個人的にはワークスペースを選ぶ条件には,いくつか段階がある.実際,いま日光にあるワークスペースのほとんどは,最低限の条件すらクリアしていないもの多い.

最低条件
・座れる場所があること
・コンセントがあること
・Wi-Fiがあること(速度も十分であること)
・飲食ができること

求めている条件
・空間として良く,働きやすく,モチベーションが上がること
・他のユーザーがいて,有益なコミュニケーションがとれること
・周辺が面白く,気分転換に外に出ても,刺激があること

場所が空いているからコワーキングスペースにしてみよう程度で始めた場所には,なかなか求められている条件まで整ったものはなく,結局使われず仕舞いなってしまう.

求められること全てをクリアしなくても,部分的に特化した場所づくりは日光でも可能性がありそうな気がする.そもそもの空間の良さ,周辺環境の良さが際立つ場所も多い.

まだまだ日光に快適に働く環境が整うには少し時間がかかる気がします.またそのうち,日光で働く理想のワークスタイルを書いてみようと思います.

NPO法人日光門前まちづくりnote部|髙橋広野

#門前日誌#日光門前に暮らす

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