架空のダンスホールためのセットリスト

 実在のグループ(というかオルケスタ)の架空のセットリストは、おそらく脳内ではすでに出来ていて、それは僕がライブで聴きたい曲で構成されているから、実現は不可能に近い。なぜかというと、そのオルケスタのライブに行き始めておそらく7年くらい経つのだが(もちろん全部見たわけじゃないし)、生で一度も聞いたことがない曲が多いからだ。一部は、「歴史は夜作られる」というライブDVDで確認できるものの、それらの演奏は、私がその楽団に興味を持つ前の映像。とある映画評論家は「間に合わないこと」にオブセッションを置いていたが、私もその意味では「間に合っていない」。
 だが、私の場合、間に合っていないからと言って肩を落とすのもなんか違う。だって、その楽団はまだ活動中だし、チケットさえ買えば聴きに行けるのだから。
 だから、私こと僕は、架空のセットリストを複数作り、さまざまな妄想や夢のために、いや、これからの自分のために作っていくことにした。もちろん、このページを見てくださる人のために。

 とかなんとか言っちゃって。 
まず、最初のプレイリストはこちら。ちなみに、サブスクで聴けるもの、で構成します。
 ちなみに2、これは架空のダンスホールでの演奏を想定。あくまで架空。
 ちなみに3、はじめに書いた通り、実現が低そうな曲はこのプレイリストから、極力外した。それでもどうしても入れたかった曲は一つだけある。


 まず一曲目は「闘争のエチカ」。
 確か前回のライブ(@池袋)でも、「一曲目」だったのでイン(in)。それ以外に理由はない。すごい曲。

 二曲目は、「エロス+虐殺」。
 これは絶対に生で聞いたことないからいつか生で聴きたい曲。なのでイン。すごい曲。

 三曲目。 「キリング・タイム」
「時」を「殺しながら」という物騒な曲名。元々は、英語で「虐殺」(やはり物騒)というニューヨークのバンドの曲だったらしい。その翻訳ぶりも凄い。すごい曲だ。

 四曲目。「儀式」(だよね?あとで確認)
もともと組曲の一部で、それは「キャバレー・タンガフリーク」と言います。セルフ・カバー・バージョン。言わずもがなすごい。

 五曲目。「嵐が丘」Wuthering Heights
英文学専攻としては、説明した方がいいのかもしれないけど眠いので無理。要検索。凄い曲だ。

 ここで休憩&MC

 六曲目は「京マチ子の夜」。
 これは大体のライブで必ず初めの方(こないだの池袋は、二曲目。たしか)に演奏される。ちなみに、これを書いている僕は、その池袋のライブで、この曲で号泣(声は出していないと思う)、特に理由はない。

 七曲目。「カラヴァッジョ」
これはもともと「ミケランジェロ」と繋がってて(「戦前と戦後」参照されたし)、セットでも素敵。ライブでは、歌詞の朗読から始まる。僕がライブを見始めて、聴かなかった日はない。最高。

 八曲目。「色悪」(本当はラテンバージョンを入れたかったけど、それはまだ音源化されてないから本当は今回外しても良かったが、一応入れておいた。特に理由はない。収録予定だという「次回作」が待たれる)
 凄く良いですよライブだと。はい次の曲ー。(最後の曲)

 「大空位時代のためのレチタティーヴォ(前奏曲)」〜「大空位時代」
 言わずと知れた、「岸辺露伴は動かない」実写シリーズのエンディング・テーマ。良いよなあ。

 アンコール 「ルペ・ベレスの葬儀」

 今回はとにかく眠いので細かい説明は今度。推敲もまた今度。どうせ文章は虚構なのだし。本当の夢はこれからなのだし。おやすみなさい、よく眠れますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?