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手法の存在意義


 巷ではありとあらゆる手法が存在します。テクニカル分析は、過去の動きから未来に訪れる同じ「形」を再現させます。
 
 僕のトレードでは、ゾーンに侵入してきたローソク足が「形」を形成してきたらエントリーするという方法が1つあります。。そのゾーンにくるまでは手法も形も完全無視でタバコでもふかしてます。それまで待つということもトレードでは大事になってきます。

 ここでは世界中の幾多の手法は紹介しません。調べればいくらでもネットに転がっています。
 
 そのネットに転がっている手法は効きます。それで利益を得るでしょう。そして効かないときもあります。損益が出ます。手法が効いたときは手法様々で、効かないときは恨み嫉みを吐くだけです。まるでスポーツ選手のような心持ちです。
 
 では一体手法とはなんなのか。

 僕の考える手法の存在意義は、
➀自分のトレードに根拠をもたせる
②利確・損切りを明確にする
この2点ではないでしょうか。
 
 1つ目の自分のトレードに根拠をもたせる。トレードに対して安心感を満たしてくれます。過去に何度も勝てた手法はそのバイアスでトレードを前向きにしてくれます。そして負けたときでもその信頼感は揺るぎません。過去に勝っているから。
 しかも機械的トレードの中でこれはとても重要です。これがないとギャンブルになってしまいます。

 2つ目の利益・損切りを明確にする。僕はこっちの方に重きを置いています。

 手法の「形」が出来上がるとその形には底が出来ます。その底を損切りラインと考え、底を超えると形が崩れて手法が効かなくなるという考えです。

下髭のローソク足

 上の図はいっちょ前のプライスアクションです。この長い下髭が出現すると上への勢いが大きいという手法の形です。
 
 損切りラインを下回ると、下髭のローソク足は手法ではなくなります。形が崩れたということになります。したがってこの場合は髭の先端が損切りラインということになります。

 こういったことから損切りラインが明確になり、ぐだぐだと含み損を抱えることなく、損益になっても次のトレードへスムーズに移ることが出来ます。

 手法の存在意義には賛否両論あり、僕の解釈はもしかしたら多数の意見から乖離しているのかもしれません。ですが、自分の解釈を持つことの方が重要です。この解釈も将来は変化しているのかもしれません。柔軟にFXと向き合い利益の最大化に繋げていきましょう。


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