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東大生に学ぶ本の内容を忘れない読書術


今回の記事を見てほしい人

・本の内容を忘れないようにしたい人

・東大生が実践する読書方法を知りたい人


本を読んでもすぐに内容を忘れてしまう!という経験はありませんか?


僕は本を読んでも数日経てば、本の内容を忘れてしまう人でした。なかなか読んだことが頭に入らず、一度読んだ本をまた読みなおすということはよくありました。


好きな本であれば、何回も読みなおすことはできますが、そんなに好きでもない本を何回も読みなおすことは少し苦しかったです。


この悩みは僕だけではなくて、おそらくたいていの人は当てはまると思います。どうして読んだ内容が頭に入らないのでしょうか?


それは、本と「会話」をしていないからです。


本と「会話」をするってどういう意味?と思いますよね。


会話をするということは、自分の意見を持ちながら、相手に話しかけるということです。


人の意見を理解するためには自分が意見を持つことと、自分が相手に向かって話の内容を話すことができるかが大切なのです。


つまりは本に向かって返答しないと記憶には残らないということです。


本をただひたすらに読み続ける、読んでいるだけでは本の内容を深く理解できません。これはまさしく受け身の読書なのです。


人と会話をするときもずっと人の話を聞くだけでは飽きてしまい、話した内容を覚えてないことがほとんどです。しかし、相手の内容に反応を示しながら、話の内容を要約しながら聞いたり、感想を言いながら聞くことで、人の話の吸収率は格段に上がります。


読書も同じく、どれだけ本の内容に反応を示すことができるか、本に書いてある内容を自分の言葉で要約することができるか、これを意識するだけで頭に残りやすくなるのです。


知識を自分のものにするためには、自らアウトプットすることが大事なのです。


まずは、自分がこの本から得たい内容を決めましょう。その部分を自分の言葉で言い換えてみましょう。理解していなければ、自分の言葉に要約することはできません。自分の言葉に直すことを意識して本を読みます。


そして、このアウトプット前提で本を読んでいくと、インプットがしやすくなっていくのです。アウトプットするためにはインプットをしっかりしなければいけなくなって、インプットをするためにはアウトプットの技術を身がなければいけないという相互に良い関係を持っているのです。


本を読んだ後に読みっぱなしにするのではなく、アウトプットをするぞ!という気持ちを持っているだけで、使える知識になっていくのです。


そのための練習として、感想を書きましょう。


本に限らず、映画やドラマでも、友達と感想や意見を言い合ったほうが、絶対に後々になっても覚えています。皆さんも、よく覚えている映画やドラマ・読んだ本は、きっと「感想」を何らかの形で表現しているのです。


「感想」も立派なアウトプットです。


東大生は「感想」が大好きです。本の感想を友達と共有するのが大好き、という人が多いので、本に関するサークルはとても多いのです。また、授業でも「文学作品の感想」や「文学作品に対する意見」をまとめる授業はとても人気です。


東大生はこのように感想をだれかと共有したいのです。読みっぱなしにしておくのではなく、誰かに話す前提で読書をするからこそ頭に残りやすくなっているのです。ですから、本の内容が忘れにくいのです。


今回の記事は東大生に学ぶ本の読み方でした。本の内容がすぐに忘れてしまう人はアウトプット前提で読み進めてみてください。そして、読んだ内容は感想を書いたり、誰かと共有してみてください。感想を言う相手がいないときは、Twitterなどでつぶやいてみるのもいいと思います。どこが、どのように、どう感じたのかを書きましょう!


感想だけでは物足りない人は、要約してみてもいいでしょう。この本のこの部分は自分はこのように解釈をしてみました!というように発信してみましょう!もしかしたら、あなたのツイートを見てくれた人が返信をしたり、反応してくれたりするかもしれません。


今日から、読んだ本の内容をたくさんアウトプットしてみましょう!


( 引用: 東大読書 西岡壱誠 著 )


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