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【未来の公共交通を考える】


おはようございます!
昨日は新潟市議会「地域公共交通調査特別委員会」が開かれ、新潟交通さんを参考人として招致し、今後の公共交通について話し合いの場を持ちました。たくさんの意見が出ましたので、詳しくは議事録をご覧ください。

新潟交通さんの参考人招致は2013年以来。写真は新潟日報さんの記事を「一部だけ」切り取りました。全部見たい方は買ってください☺

新潟市では現在、4つの「常任委員会」と4つの「特別委員会」が設置されていますが、今回の選挙が終わった段階では「特別委員会」が3つになっていました。

4つ目の特別委員会は公共交通にしましょう、と提案させていただき、他の方にもその意見があったようで4つ目の特別委員会が誕生しました。

私としては、これまでも書いてきた通り、民間だけの公共交通では限界が来ているかなと思っておりましたし、他の政令市が市の「交通局」のようなものを作り、行政が積極的に関わってきたことはこれまで書いてきた通りです。

仙台とか札幌の例を書いてきました。他の視察で現地に行って公共交通もついでに見てくる。

昨日の委員会の中でも「民間だけでは限界」を感じているとの答弁もありました。

住民バスやエリアバスタク、デマンドのような仕組みを進化させていく必要がありますし、低速なら無人運転も試験運用できるのかなと思っております。

それと、市とバス事業者さんだけでなくて、実際にバスに乗る方々(市民)の当事者意識や応援体制も絶対に必要になってくるかなと。

市や新潟交通が公共交通を守る責任を担っていることは確かですが、そこに文句ばっかり言っても何にも解決しません。意見をあげることは重要ですからそういう場はもちろん大事なのですが、そこで終わったら意味ない。

市と新潟交通さんと一緒になってバスの路線(少なくとも自分の町内の「おらがバス」を)を守るんだという意識が公共交通を守る大きな手立てになることは、これまで「にこにこ号」を始めとした住民バスの取り組みや、実際に自分で取り組んでみて感じているところです。

JRさんも赤字路線を「輸送密度」というカタチで公表し、廃止が懸念される路線を公表しています。

いきなりバスが減便になったり路線が無くなったりしたら、そりゃ皆怒るよなと思います。できれば、危機をみんなで共有でき、みんなで公共交通を守っていく、もちろんタクシーとか電車も含めて、そういう体制を取っていきたいなと思っております。

町内会や各区自治協議会の話題の中にこういうことが入ってきてもいいのかなと。

自動運転やAIの発達。公共交通はこれからもっと大事になっていくと思います。便利な都市と路線を失ってしまった都市との格差はどんどん開いていくと思います。

人口が減少して希望が抱きにくい中にあって、どこに希望を見出して、一丸となるか。公共交通はその大きなヒントをくれるんじゃないかと思っているわけです。

特別委員会はこれからも続きます。住民バス等と一緒になって、未来の公共交通を考えていきたいと思っております。情報は共有します。

本日はここまで。
それでは本日もよろしくお願い致します!!

#特別委員会
#住民バス
#新潟交通
#公共交通


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