【これからの社会と新潟】
おはようございます！！
昨日は新潟中央倫理法人会のモーニングセミナーで花角知事のお話をお聞きしてきました。
知事のお話をメモを取りつつ聞いていましたが、柔らかなお話の中で中身が満載！ちょっとすべてを共有するためにはあと1時間くらい時間が必要でした。。。ですので一部だけ共有。
これからの社会は大きく言うと３つ。
①分散型社会
②脱炭素社会
③デジタル化社会
これらの社会情勢に対応していく必要があると。
①分散型社会について
人口減少はボディブローのように社会に影響を与えていく。できる政策取れる対策がどんどん小さくなっていってしまう。しかし、すぐに痛みが伴うわけではない。じわじわと真綿で首を絞められるように、ゆでガエルのようにいつの間にか死んでしまう性質を持っているものだから、危機感になかなか気が付きにくい。
しかし、写真にある通り、東京一極集中は止まる可能性もある。これからの経過は見ていかなかければならないが、コロナ禍に合って東京は転出超過となっている。その分新潟からの東京圏への転出超過は止まっている。
この流れを一過性のものにせずに「分散型社会」に対応していく必要がある。
・特定地域づくり事業協同組合制度の活用。
これは、事業者単位でみると年間を通じた仕事がなかったとしても、いろんな業態が協力して組合のようなものを作り、従業員をマルチワーカー的に年間を通じていろんな事業に従事させることによって、雇用を安定させ、移住につなげたり、転出を抑制させようというもの。
これは令和３年度に予算計上されています。総務省のHPに書いてありました。
https://www.soumu.go.jp/.../tokutei_chiiki-dukuri-jigyou...
まさに今西蒲区で私たちがやろうとしていることと同じじゃないか！ぜひこんな制度を活用しつつ、地域を作っていきたいなと。
②脱炭素社会
これも多くのお話があったので一部だけ。
１，村上市・胎内市の洋上風力
これは現状「有望な区域」に選定されている。かなり有望な地であることは間違いないが、国の選定を受けるためにはここからあと一段階上がる必要があるのだそう。
ちなみに
＜新たに有望な区域として追加する区域＞
秋田県男鹿市、潟上市及び秋田市沖
山形県遊佐町沖
新潟県村上市及び胎内市沖
千葉県いすみ市沖
＜現在の有望な区域＞
青森県沖日本海（北側）
青森県沖日本海（南側）
長崎県西海市江島沖
とこんなところです。
スケジュール的には早くても2026年度。鮭の回遊にどの程度影響があるのか、漁業への影響は？等の環境アセスメントに最低でも3年程度かかるとのこと。
２，中小水力発電
新潟の場合は大規模の水力発電はすでに終わっている。あとは中小水力発電だが、こちらも塵も積もれば山となる。いろんな取り組みが始まってきているとのこと。
３，東港におけるバイオマス発電。
イーレックス（株）さんの社長さんが新潟出身ということで話を続けてきた。今回バイオマス発電工場を東港に作るということで脱炭素社会を目指す新潟にとってもプラスになる。
４，水素プロジェクト
新潟で水素を作る拠点になることはできないが、海外で作った水素を受け入れる貿易の基地を目指していく。（この辺はメモが追い付かず。。）
③デジタル化社会
民間のスタートアップの拠点として様々な対策を打っていく。写真のようにすでにたくさんのスタートアップが始まっているが、IT企業をさらに誘致していく。
そして誘致したIT企業から新たなIT企業の創業が生まれる好循環を作っていく。
防災産業クラスターの形成
新潟には防災産業の関連企業が多い。首都圏の代替機能はもちろん、防災分野に投資をして、防災に強い新潟を作ることはもちろん、それによって経済を回していく政策を打っていく。
こちらに関しては、防災に強い西港・東港を作って脱炭素の新しい港を作りたいですね。
西港・東港の取り組みいろいろプロジェクトが動いていきます。今はまだ言えませんが、共有できるタイミングでぜひ皆さんにも☺
最後に、佐渡の世界遺産も今年中に国内推薦が決まるだろうと。そうしたら「越佐」協働していろんな事業をやらないとですね。
私も佐渡に友達がたくさんできました。いい縁をこれからにつなげていきたいと思います。
まとめ
知事の話は真面目に聞けば聞くほど、聞くのが大変！！(笑)話のボリュームがすごいです。
ボケっと聞いているとスルーしてしまうような話の中に、お宝が眠っているような、そんなワクワクするお話でした。
またいろいろやりたいことがもりもりと(笑)
すでに構想に入っています(笑)
たくさんの方とつながりつつ、大きなうねりを作っていきたいと思います。
本日はここまで。
それでは本日もよろしくお願い致します！
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