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【部活動の地域移行】

おはようございます☺

昨日は附属中学校の学校運営協議会へ。
私は今年から委員となりました。



普段の様子等を聞いたのちに、テーマは「部活動の地域移行」へ。
部活動の「地域移行」と書いてありますが、別に地域に部活動を「移行」するという意味ではなくて、学校で先生の「残業を前提」とした部活は無くなりますよ、という意味です。

その無くなった部活が地域でできるかどうかは、別問題。パソコン部とか理科部とか野球部とか、全部はなかなか難しいですよね。どこまでをその中学校の「エリア」とするか、の考え方かもしれませんが。

だから新潟市では「地域移行」という言葉は使っていません。
令和8年以降も4時半とか、学校の勤務時間まではやります。それでもその後学校の用事をするので、残業確定でしょうが。

どうしても生徒の運動能力とかそういうことに話が生きがちですが、文化部も含めて考えていかなければならないなと。

さて、附属中では新潟市に先駆けて令和7年度中にすべての部活動を止めます。来年の入学生から部活に入れなくなって、今の1年生が卒業すると部活が無くなります。

委員からも生徒の運動能力についての意見はそれなりに出ましたが、概ね了承の方向だったのではないかなと。

部活がなくなると、例えばバスケを教えたい鳥屋野中学校の先生が設備のいい○○中学校の体育館でコーチをしますよと、そこにいろんなところから生徒が集まってきて、強いチームになっていく、ということがどんどん増えるかなと思います。

素人の先生に教えてもらうよりよっぽどいいかなと私なんかは思うわけです。

理科部とかも、新潟が誇る有名な先生に教えてもらうことができるようになります。附属はむしろそういう所に力を入れて、やりたい先生の下に、いろんな学校から生徒が来てくれるような学校開放(部活じゃないからこういう表現になります)をやったほうがいいのではないかと提案してきました。

学校開放程度なら先生方の負担も少ないので。

新潟市も部活を止めたのちはそういう方向かなと。やりたい先生の下にいろんな学校から生徒が集まってくる。そこで強いチームを作ったり、地域によってはスケートをやったり、将棋のプロから将棋を習ったり、大学の先生から歴史を学んだり、サーフィンをしたり、スケボーをしたり、ワンダーフォーゲルをしたり。

後は、金銭的な負担の話は出てきますね。これまで先生方に「無料」で教えてもらっていたわけですから。

そこは、新潟市とも教育委員会とも話し合っていきたいなと思っております。先生の残業代が年間どの程度になっていて、部活を辞めることによってどの程度削減になるのか、その分について地域の「いわゆる部活動」に還元できないか、等々、考えるわけです。

あとは移動の問題か。隣の中学校とか近くの施設に行かなきゃいけなくなったりしますからね。そこは自転車対応できるといいですけどね。新潟市内の中学校の自転車容認。

長くなりましたので、これで止めますが、皆さんのご意見はいつでも。
色々と現場の声や地域の声を教えてください。

本日はここまで。
それでは本日もよろしくお願い致します!!

#部活動の地域移行
#学校運営協議会
#附属新潟中学校

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