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<子育て><音楽>ピアノが育むメンタルの強さ

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この本を手に取ったのは、帯に角野隼斗さんのインタビューがあるからというミーハーな理由でした。

パラパラみているうちに、意図してかどうかはわかりませんが
無理矢理習わせてくれた親への感謝で泣きそうになりました。

3歳から17歳まで毎日叱責されながらいやいやピアノを弾いてきて
17歳の夏、音大へは行きたく無い、ピアノをやめたいと母に伝えました。
あっさりと受け入れてもらって、そこで毎日ピアノに向かう生活が終わりました。

3歳のときに、習いたいかどうか意思確認をされたかどうかも覚えていませんが、嫌なことを無理矢理やらされた、ピアノは嫌い、ずっとそう思っていました。

ただ、そんなに嫌だったのに、自分の子供達に就学前から習わせたのは
後になって、ピアノを習っていてよかったと思うことがいろいろとあったからです。

子供達も何度かのピティナコンペティションを経験した後やめてしまいましたが、良い先生に教えていただいていたおかげで、その後二人とも楽器の習得が早かったように思います。
同じ先生に教えていただいても、息子は譜読みが早く、娘は耳コピが得意です。
そして二人とも理数科目が得意でした。

音楽の道には進みませんでしたが、音楽のある人生を楽しんでいます。

購入して帰り、読んでいると、
以前、香istクラブのメンバーの方からの突然いただいた質問
「先生のメンタルの強さはどこから?」の答えがそこにありました。
あの時は、思いつくままに、すぐに切り替えられる性格かなあと
お答えしたのですが。3歳から続けたピアノのお稽古だったのだと思いました。

これから、お子さんやお孫さんに習い事をさせようと思われている方
この本を是非お読みになってください。
まずは、ピアノ、バレエ。
習得の臨界期が早いと言われています。
もちろん、大人になってからでも十分楽しめますが

私は、当時どこもそうだったのだと思いますが、1音でも間違えたら◯をもらえないそんなレッスンで、同じ曲をいつまでも練習させられました。

子供達の先生は、コンクールや発表会の曲以外は、だいたい弾けたら
どんどん次の曲をくださって、楽しませてくださいました。

コロナ禍で対面のレッスンが難しくなったときにいち早く立ち上がって
様々な努力や工夫をされているピアノ教室の先生方の凄さがイコール
子供達にも諦めない心や力を益々強くなさっているのだと思います。

全身をバランス良く使う、バレエも同じように、できるだけ小さい頃から体験するのが良いと思います。

ただ、「頭の良い子に育てる」ということに主眼が行きがちですが
私は学力より、芸術を楽しみ、豊かな人生を送ることができるような子供達に、と思います。

この本はこのような構成になっています。

part1  ピアノを習うメリット
   第1章 習わなければ大損! すでに進学校は音楽を重視
   第2章 「ピアノは脳にいい」は本当か?
   第3章 ピアノは子どもの「非認知能力」を鍛える。
   第4章 ピアノは”生きる力”を育む

part2 ピアノを人生に活かすために
   第5章 子どもに合った教室の探し方
   第6章 電子ピアノやオンラインレッスンでもいいですか?
   第7章 人生は、ピアノとともに!
   第8章 ピアノを習う上で気を付けること





 


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