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初心者のホノルルマラソン2023④ 本番


起床時間

起きてからするべきこと
宿泊施設からスタート地点までの移動時間を考えて
起床時間を決めます。

今回、私はスタート地点まで15分程度の場所でしたので
4時起床、4時半に出発しました。

前夜やっておくこと

1 当日身につけるものは全て揃えてまとめておきましょう。
  
  身支度したときに、残らないようまとめておくと
  忘れ物をする心配がありません。



  写真は前々夜の準備の写真で、ウエストバックはこちらを使わず
  コンベンションセンターで購入したこちらを使いました。


  丈夫でよく伸びるので、写真のウエストポーチに入れるものは
  全て入り、飲料などを使い切った後は
  ほぼ重さのない布ベルトになっていました。

2 翌朝のトイレをスムーズにする食事
 
  様々な出版物で紹介されていますが
  今回お世話になったお宅のベテランランナーさんと意見が合いましたので
  一応正解かと思います。
  食事を減らすと、出すものの質量が少なくて朝苦労するので
  炭水化物と食物繊維(果物でOK)を早めの時間にしっかり摂る

3 化粧品を並べておく

  これは短時間で身支度をする客室乗務員さんたちがなさっているそうですが
  基礎化粧品から順番に化粧道具を並べておくと、探す時間を省略できて
  あ、日焼け止め塗るの忘れた!眉描くの忘れた!なんてことがありません。
  ホノルルマラソンはある意味お祭りなので、写真スポットがたくさんあります
  本気でタイムを目指す人以外は、スッピンに日焼け止めだけ、だと
  後から後悔するかもしれません。

朝起きてすること

 食事
 食べやすいものをお腹の負担にならない程度にしっかり食べておきましょう。
 腹ペコで42.195キロはしんどいです。
 私はバナナとミルク 薬を飲みました。

 トイレ
 スタート地点や途中にもたくさんありますが、並ばなくてはならないので
 できればゆっくりできるよう、宿泊施設で済ませましょう。
 少々ギリギリに到着しても、スタート地点を通過してから計測が始まります。

午前5時 スタート

花火が上がります。
今年は37000人が参加していましたので、なかなか進みません。
でも焦る必要はありません。
スタート地点を通過する時にチップに埋め込まれた時計が動き始めます。

5キロ地点

10キロとフルの参加者トータルでその時点で何人通過したかが表示されます。
私が通過した時は大体10000人が通過していました。

10キロ地点

10キロのゴールに向けて参加者が分かれていきます。
この時点で左右の足の弱点が悲鳴をあげ始めていました。
ここでリタイヤしたら、帰るのは楽です。

ここを過ぎると、リタイヤしても救急車に乗らない限り
自力で帰るしかありません。バスも通っていないので、どうせ歩いて帰るなら
ゆっくりでもゴールを目指すか、折り返し地点より前なら、帰る方向へ合流すると、走行距離は短くなります。

チップが通過をチェックしているので、ショートカットした場合は棄権となります

同じ速さでも、走るのと歩くのでは膝にかかる衝撃が違うので
膝を傷めている私はずっと歩きました。
元々歩くのが速いので、前半は走っている人たちと同じ感じて移動できました。

13キロ〜

ダイヤモンドヘッドを左手に右に美しい海が見える景色はとても美しいですが
高低差35mの坂道を登り下る、かなり足に負担があります。

24キロ〜

カラニアナオハイウエイに上がると遥か彼方まで見渡せる1本道
進んでも進んでも折り返しは見えず、気持ちが折れそうそうになります。
右側には既に折り返してきた健脚のランナーたちが走っています。

行きの高速道路を降りると、ハワイカイという高級住宅街を巡って
ハイウエイの帰りに入ってきます。

帰路になるので、、少し気持ちが明るくなります。自分は後ろの方だと思っていたのに、すれ違う往路のランナーがずっと続いているのに驚きます。

30キロ〜



30キロを越えると1キロごとに表示があり、もう2キロは進んだという体感なのにまだ1キロと知り心が萎えます。沿道には住人の方々から椅子やテーブルを出してお菓子や飲み物を振る舞ってくれます。
ここで気をつけないといけないのは沿道からの応援。

後5キロだから頑張って!
あと、5キロか、と思いきやかなり進んだと思うのにまだ35キロだったり~_~

あの坂を登ったら後は下りだから楽ですよ!
いやいやいや足を傷めている者にとっては推進力に体重を支える力が加わって余計辛いのよね~_~

30キロ過ぎから追い越して行くランナーに大丈夫?と声をかけられ、痛み止めあげましょうか?氷いる?と声かけられ

一体どんだけヨレヨレなのよ、と思いつつもいつまでもたどり着けないゴールに本当に心折れそうでした。

ゴールして座り込んだらもう立てないと思ってずっとゆっくり歩いていましたが、後にたくさんのランナーがゴールしてきて、この人たちカフェにでも入ってたの??と疑いたくなりました。

お勧めの本とDVD

という事で、全く参考にならない残念な報告なので、参考になりそうな書籍や
DVDをご紹介しておきます。

始めてのマラソンでは、コースを知っていた方が気持ちが楽です。
私も初めての参加の時は、知人が車でコースを走って見せてくれました。


定期的に内容が更新されているようです。
Amazon unlimited契約者なら無料で読めますが、購入しても480円
お勧めです。

ランニング指導のレジェンド 金哲彦氏監修の
5km~10km、少し長い距離を走ることを目指す初~準中級者に向け

内容は(Amazonサイトより)

1 ストレッチ:ランニングの前後の、ウォーム・アップとクール・ダウン
  疲労回復マッサージ・アイシング
2 距離を伸ばすために:ペース配分、リズム・キープなど長く走るコツと
  その実践法
3 長く走るためのトレーニング:段階を踏んだ
  期間単位でのトレーニング内容/インターバル・トレーニングの方法
4 インタビュー:大会やレースに向けての準備、体作り、トレーニング、
  ギアのセレクト~/正しい給水・エネルギー補給、体調管理法
  走る前・後の食事法
5 ホノルルマラソン・コースガイド
  ホノルルマラソン8年連続完走の理恵さんが、コースの見所・楽しみどころを
  現地ロケで紹介。
6 周辺ショップガイド:長谷川理恵おススメショップを現地ロケで紹介。

これからマラソンを始める人には初心者が陥りがちな失敗を回避できるよう
参考になり、励みになるような内容です。
ホノルルで知り合ったマラソン仲間の方に教えていただきました。
少し上級者になると2年生もあります。

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