人は自己のロウソクを大きくして、燃え上がらせる瞬間が『 』。
人は人生をかけてある技術を磨いたり、学問を極めたり、全力で楽しんだりする。
環境に流されて大きくなるよりも、辛さによって今の現状をしっかりと受け止め理解し、自分を好きでいてくれる人への感謝と今起こっていることへの『 』で、人生を終える時に「良かった」と言えるのだと思う。
辛さを噛み締めながら、少しずつ自分の思いを形作っていく。まるでロウソクのようだ。時間を掛ければ掛けるほど、思いが強ければ強いほど、燃え上がる瞬間が『 』になる。
僕は人を見ることが大好きだ。人を見ることには種類が二つある。
人の可能性を見ることと、人の積みあげて来たことを見ることだ。
僕は後者だ。
前者は小中学校の教師に向いていて、後者は大学で教えるのに向いていると思う。
人の努力と時間が燃え上がる瞬間を見るのはとても楽しい。
生半可な意志では到底なし得ない領域まで達し、掛け替えのない偶然と、人生という一回性に恵まれた者が、僕を魅了してくる。
人間とは本当に、バカで楽しくて、愚かで賢く、とても汚れていて綺麗な、
『 』だ。
あなたは『 』に何が入る?
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