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南都仏教の聖地 新緑の 浄瑠璃寺

浄瑠璃寺山門

阪神高速3号神戸線芦屋入口から阿波座から東大阪線を経由し奈良市街を経て登大道から般若寺を経由し愛車のメルセデス・ベンツでドライブを何度か楽しんだ記憶がある E320で走行性能も居住性も素晴らしく安定性もあり乗り心地のよい車だった 燃費もよく20年近く愛用したものだ
車であれば鉄道や路線バスの所要時間の1/2であったので遠出もよくした
帰途は 岩船寺 春日大社 平城京 西ノ京 生駒の家内の知人宅へ立ち寄りを帰途についた思い出が残っている 


奈良県と京都府の県境にある真言律宗の寺院ですが住所は京都府ですが、古来より南都仏教の聖地として栄えたため奈良の文化が色濃く残っています。国宝の建造物に国宝の仏像など静かな境内に
 見どころ盛りだくさんの寺院です                             
 詳しい創建年は不明ですが、一説には行基によって開基された説や、永承2年(1047年)に義明上人が薬師如来を本尊として小さな堂を建てたのが浄瑠璃寺のはじまりとする説があり寺名は創建時の本尊である薬師如来の浄土である浄瑠璃世界から付けられている               

                                                                                                          
三重塔(国宝)高さ:約16m、藤原時代

本堂から宝池を挟んだ対岸に建つのが三重塔です。寺伝によると治承二年

(1178)に京都一条大宮から移されてきたものです。初層内は扉の釈迦八相、四隅の十六羅漢図(重文)など、装飾文様で壁面が埋められています。かつては仏舎利を納めていたと考えられていますが、当寺に移築後は秘仏薬師如来像を安置しています

浄瑠璃寺の伽藍配置は、池を中央にして東に薬師如来を祀る三重塔、西には阿弥陀如来九体を祀る本堂があります。古い寺院の金堂(本堂)や都の大極殿では南面が原則ですが、平安時代の中頃から、阿弥陀如来を東面に祀りその前に池を造る型が出てきました。

また紅葉の名所と知られ、池越しに見える三重塔や本堂の美しさは時間が止まったようにも思えいつも滞在が長くなります 


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