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芦屋ロックガーデンA懸垂岩から万物相 日本の近代登山の発祥地の面影を求めて
芦屋ロックガーデン地獄谷遡行 紀行 の続きの山行記録です
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晴天の日に大阪方面から六甲山の中腹を眺めると爪で引っ掻いたようにジグザグの白い岩肌がくっきりと見える。芦屋ロックガーデンである ロックガーデンは風化し侵食された粗粒花崗岩地帯でアルプス的な様相を呈し馬の背状の尾根や荒々しく削りとられた谷筋が縦横無尽めぐらされ交錯し奇岩、怪石が屹立し景観を彩っている
尾根筋は展望もよく大阪湾ベイエリアを眼下に見下ろすことができる
だが万物相のエリアは明確にはされていないが どのようなエリアかと調べたが見つからず ある日風吹岩で山岳会の会長と話している際に話した際 話し合い ハイカーが歩く道の尾根の右側が部分である。左側はグレイヴスエリアかと思っていると語った際に疑問が解消した よく足を運んでいるので納得できた
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六甲岩石大辞典によれば 万物相は朝鮮半島の金剛山の景勝地万物相ににていることから命名されたと伝えられている かって六甲山は禿山で中央稜一体が万物相の様相だったとされている 山歩き始めた頃を思い出した
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ピラーロックB懸垂岩の前から西側の谷は水のない平らな砂地だった 東側にはB懸が西にはピラーロックが見え日陰であり 涼しくもありC懸を歩きB懸を縦走して湯を沸かしコーヒーを飲みながらのんびりゆっくり休んだ思い出がある
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かって端麗な岩峰だった跡の沢を詰めるとピラーロックの跡に立つことができる この付近にはキャンドルロック チョックストーン等のチムニーがあった ピラーロックの背後には万物相で最もグロテスクな灰色の柱状岩の一群が林立し 何故かあまり語られない岩峰である グレイヴスと名付けられていたことは知っていたが はじめて目にしたときには曇天であったのか多種多様の岩峰が並びあまりにも怪奇さに不気味さに驚かされ立ちつくし見とれてしまった記憶がある このグレイヴスの裏手の沢を下ると地獄谷の上流部の上流部に入り直登すると魚屋道に出る 何度か歩いているがハードであった記憶がある撮影もしているが画像が見つからない
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150回は歩いた行程であり その際 さまざな角度から撮影した万物相と様々な岩稜の考えれば見事な様態のグレイヴスを飽きもせずしっかり撮影したものだと考えそせられて 下記のとおり掲載しています 芦屋市内からわずか1時間程度で絶景と語り続けられている景観をご紹介いたします
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グレイヴス
万物相の柱状の奇岩グレイヴス群裏手の沢を下ると地獄谷の上流部にはいり直登すると魚屋道に出る何度か歩き撮影しているが画像が見つからないのが残念です
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ロックカーデンの山上(447m)にあり花崗岩の岩場である 岩峰の間を風が吹き抜けるところからこの名がついた。1995年の阪神淡路大震災で南側の岩陵が崩壊し不安定となり除去され現代の姿となった 度々訪れ休憩する際には風吹岩の音色をて楽しむことが多くあり思い出深い岩である 現在でも登山者休憩ポイントとして親しまれている
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鷹尾山から展望したロックガーデン全貌 ロックガーデン中央陵 C懸垂岩 万物相 B懸垂岩 A懸垂岩 風吹岩が確認できる
地獄谷から万物相を歩く
ションベンの滝の沢を歩きA懸に沿って巨岩の間の道を通り過ぎるとB懸跡にでる。尾根が終わる頃30cmくらいのトラバースがあり そのまま歩くと万物相の沢を登りピラーロック跡に出る
B懸は阪神淡路大震災で崩壊しているが、ロッククライミングの聖地であったため崩壊後それなりの存在感があり訪れるたびによく撮影している
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A懸の手前からブッシュをはらいながら沢をつめるとC懸につくが 熟達者向きの行程で 決してすすめられる登山路ではないがC懸を歩き沢を下りB懸に這い上がり展望をよく楽しんだものだ
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参考資料
芦屋市史
竹中精一郎氏 芦屋ロックガーデンの研究
兵庫県山岳連盟会報
大西雄一 六甲山ハイキング 創元社
本当のピラーロック YMAP COM/activities/104469217/articl
終わりに
芦屋ロックガーデン地獄谷遡行 の行程とともに この行程もルートファインディングに不慣れな方々ではとんでもないところに迷い込み抜けられなるため必ず熟達者との同行でお楽しみ下さい
さらにこのルートを 歩く際 注意喚起しなければならないのは 赤や緑の矢印や印がスプレーで偽の道案内の掲示が至るところに存在していることである その矢印に従い歩き道に迷い途方にくれた登山家から助けを何度も求められたことがある
その場限りの偽の赤や黒の緑のスプレーの矢印や印や派手な掲示の道案内は登山者にとって危険でもあり さらには貴重な芦屋ロックガーデンの景観も破壊している常識はずれの人間の行動で芦屋ロックガーデンを愛する山岳家の人々に大変迷惑をかけている
芦屋ロックガーデンは都会の近くにありながら本格的な山歩きが楽しめる山域であるため悪意を持って目をつけられているようだ そのため目立つスプレーで矢印や印や表示で道に迷うハイカーが多く見られる
撮影のためアングルを変えてルート以外を歩くことも多く その時道に迷い途方にくれているハイカーとは何度もであって案内しているが矢印や行き先に従って歩いていているととんでもないところに這入りこんでしまったと語っていた
偽の道案内は随分前からもあり 山歩きの場のみではなく社会的問題化しているSNSやスマホに潜む作為的な情報撹乱行為のデメリットが大きいかと思われる。
一部の登山家の身勝手で悪質な登山路の岩壁や樹木に ルート案内掲示板に派手な赤色や緑色スプレー塗料を吹き付けている さらには自転車によるこヒルクライムが夜間のとレイルランが流行っているの落書き増加しているようだ
時代とともにこのような汚らしい落書きが多発して登山の際には不愉快千万の思いをさせられているが注意を受けた落書きマニアは登山者の安全のために奉仕活動をしている。反論していものもいて防止することも難しいようだ
最近ではコロナウイルス蔓延と体調の悪化でこの行程を歩くことがほとんど失くなっているが地獄谷からA懸からC懸 B懸から万物相まで二年前に体調が回復してでかけたが行先で見事な意味不明の矢印や文言がスプレーでこれでもかこれでもかと吹き付けられ目をそむけても見るだけで気分が悪くなりこれでは労力と時間の無駄だと久しぶりの山歩きもだいなしになってしまった。
ネットで知人の登山家のSNSで概況はしっていたがこれほとまで悪質な行為がはこびっていると信じがたいことであった 呆れ果てて撮影もできなかった
市内の登山クラブ山の会 山岳ガイドの方々落書防止の為 行政に公的機関にし働きかけてはいるが効果は一切見られないとのことで 放置されている悪質な登山家 ?の多発に厳しい規制が必要な時代となっているようだ
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