舞台を好きな人すべてに知ってほしいプロジェクト〜「パトカン」ことPAT Companyについて〜

コロナ禍だの記録的猛暑だの台風だの大雨だの「どうなってるのこの島は!!!」(ドレミファドーナツって伝わりますかね)状態な昨今、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

さて、今日はタイトルのとおり「PAT Company」(パット・カンパニー)のお話をしたいと思います。今年6月、小柳心さんのYouTubeチャンネルに鯨井康介さんが出演されたことがきっかけで始まったプロジェクト。

私は最初リアルタイムで視聴していなかったのですが、トンチキオレンジな友人から「なんかすごいことになってるwww」と聞いて途中から観てみました。本当に凄いことになってた。

その流れは私があれこれ書くより公式のこの動画がいちばんわかりやすいので貼っておきます。3分でわかるパトカン結成動画。


いや、鯨井康介のバイタリティどうなってる???


いやあホント凄い話だよね。ゲストとして呼ばれた配信に自分の友人ふたり(原田優一さんとオレノグラフィティさん)を呼んで、自分以外の3人がはじめましてな状態からマーベラスさんに話取り付けてきちゃうんですよ。

そこから1週間、もしくは2週間に1度定期的にYouTubeによる配信という名の企画会議を重ねていました。

毎回視聴者……いや、一緒にプロジェクトを作っていく社員として、我々も宿題にハッシュタグで投稿したりもしていました(「出してほしい台詞」「社歌の歌詞」など)。

そしてこのプロジェクト。なんと今年12月に本多劇場で旗揚げ公演が行われることが決定いたしました!!!

………今年??????


来年の間違いじゃない?って思ったけど間違いじゃないんですねこれが。ちなみにこれまで決まったことは

「ユニット名」

「社歌(ユニット名が『カンパニー』なので。ユニットのテーマソングと考えていただければ差し支えないかと)」

「製作陣4名のイメージカラー」

「劇場」

以上!!!!!


脚本も出演者も決まっておりません。そんなことある???

劇場と旗揚げ公演時期が発表されたのが昨日(2020年9月7日22時)の配信のこと。「今なにか決めようにも台本がないんだよ!」という状態(そりゃそうだ)。

そこで彼らは言いました。

「今欲しいのは、応援。」


我々社員に次回の企画会議(9月21日)までに出された宿題は「#パトカン頑張れ」です。企画会議をほぼリアルタイムで観てきた人間として、これはなにかしなければと筆を取りました。

舞台に立つ役者の皆さま、舞台に携わる製作・スタッフの皆さまの現状は未だ厳しいものです。

舞台が好きな私達にとってもつらい日々が続いています。当たり前だった「舞台を楽しむ日常」が当たり前ではなくなってしまいました。

いつ元に戻れるか、元に戻れるかどうかの保証もないこの情勢。

けれど変な話、コロナ禍がなければ元々のきっかけとなる心さんのYouTubeでの4人の出会いもなかったことでしょう。

観れるはずだった舞台。会えるはずだった役者さん。いつ舞台を観れるか、役者さんに会えるかわからない状況。

そんな今だからこそ新しく生まれたこのプロジェクトを、それを作る人々を、生み出される舞台を、私は応援したいのです。


ひとりでも多くの方にパトカンを知ってもらえて、4人が立ち上げたものが届きますように。

私も微力ながら応援し続けていきます。

コウサト

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