エーステ秋単独を観てきたお話と推しを推したきっかけ
地元に戻る新幹線の中でこの記事を書いている。
この文章はまったくレポではなくて、私が思ったことをつらつら書いているだけなのでご容赦願いたい。
昨日2/23のマチネで、初めてエーステを生で観劇した。
ひとつ前の記事に書いたとおり、私がエーステを知ったのは昨年11月のこと。アプリをダウンロードし、公式小説を読み、DVDを購入して何度も繰り返し観た。
正直こんなド新規が今回の秋単独を観ることができたのは本当に幸運だと思う。ランダムブロマイドでは最推しの臣くんを自引きできなかったけれどトレスペですぐ交換が成立した。
それに、私がエーステにハマるきっかけになった滝口さんの夏単独のブロマイドも交換していただくことができた。
で、観てきた結果なのだが。もう、すごかった。まず席が良すぎた。
前から5列目。そして、真正面にしょっちゅう推しが来る。推しの涙が見えるレベルの近さ。
ちなみにひとつ前の記事ではなんとなくぼやかしてしまったが、私の推し俳優さんは稲垣成弥さんだ(以下、いつもつぶやいているとおりに「いなせくん」と表記する)。
ミュージカル青春鉄道では最推しと呼べるキャラがいなくて(「双子新幹線」とか「ちよばん」とか「うつたか」とか、コンビとして好きになるキャラが多い)、
昨年10月のライブではいなせくんの個ブロすら買っていなかった。あの時の自分をしばき回したい。早く通販で売ってくれないかな。
話が大幅にそれた。ともかくエーステ秋単独が良すぎたというお話だ。
エーステの醍醐味といえば劇中劇。私がいなせくんを推すきっかけになったのは、エーステ秋冬のDVDで観たピカレスクでいなせくん演じる臣くん演じるデューイのダンスが良すぎたからだ。
今まで自分に高身長萌えはないと思っていたけれど、あの足の長さで魅せるダンスはずるすぎる。また表情も好きなんだ。いやもう好き。(語彙力の喪失)
どうにも話がよくそれる。で、今回の劇中劇。
ワイルドな推し、かっこよすぎるでしょう……
主演なのは第一幕だが、個人的には第二幕の横田が良い。煙草を吸っている推しが現れた時に、あまりにも私の好みすぎて思わず変な声が出ていたと思う。周りの方本当にごめんなさい。
これは推しへのお手紙にも書いたことなのだが、雄三さんが万里に言った言葉で
「生の人間がつく嘘だから芝居は面白いんだ」
というものがある。私は推しの演技を観る時に、それをしみじみと感じている。
ちょっと天然で屁理屈王子ないなせくんが演じる、つらい過去を抱えていて人に優しすぎる臣くんが演じる、人を陥れる悪役の横田。同じ役だとしても、違う人が演じればまったく違うものになるはずだ。
臣くんを演じるいなせくんを観て、いなせくんのことも臣くんのことももっともっと好きになっていくのがわかる。なんだこの相乗効果は。
日替わりで撃たれたフリをしてちょける臣くんも、真剣な顔で踊る臣くんも、過去に悩む臣くんも、乗り越えた臣くんも、左京さんがいなくなるかもしれないことに動揺する臣くんも全部好きだ。それを演じるいなせくんが好きだ。
前もっていなせくん宛に書いておいたお手紙があったにもかかわらず、休憩中と終幕後のわずかな時間を使って追加のお手紙を書いた。
すでにプレゼントボックスに預けてしまっていたので、スタッフさんにお願いして追加で入れさせてもらった。文字は汚いし文章もめちゃくちゃだと思うが、それでも、観た後の感動を伝えたかった。
昨夜は夢にいなせくんが出てきた(内容は忘れてしまった)。どれだけだよ自分。
そんな余韻に浸りながら東京旅行の最終日を過ごしていたら、こんなツイートが目に入った。
キャストさんがこぞってこの件についてツイートしていた(陳内さんのツイートがいちばん状況がわかりやすかったので代表して張らせていただく)。
何度も言うように、たっきーのことがなければ私はA3!を、エーステを好きになることはなかっただろう。きっといなせくんを「推し」と呼ぶこともなかった。
だからこれは、なにかのご縁なのだと思う。
人から見たら「ただの偶然だろ」ってだけかもしれない。けれどその偶然が重なって、私の心を揺さぶることがあって、こうして私は推しを推している。
だとしたら私は、これを必然と呼びたい。
私の心を揺さぶるものに出会わせてくれた。たっきー、あんたホントすげーよ。
3/1の大千秋楽は、地元でライブビューイングを観る。まだ新幹線の中だと言うのに、またあの推しに、秋組に、MANKAIカンパニーに出会えるのが楽しみでしかたない私がいる。
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