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こうさぎの読書日記マガジン

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こうさぎが書いた、本の紹介記事を集めました。
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#音楽

AIが作る音楽か、人間が作る音楽か/逸木裕「電気じかけのクジラは歌う」

「電気じかけのクジラは歌う」は、逸木裕さんによる近未来が舞台の小説です。逸木裕さんは、「虹を待つ彼女」で横溝正史ミステリ大賞を受賞し、デビューしました。 本作は、近未来の日本が舞台の小説です。人工知能(AI)が個人の好みに合わせて音楽を作るアプリ「Jing」が普及し、作曲家という職業がすっかり廃れてしまった世界。かつて音楽を作っていた主人公の岡部も、今は音楽を作ることを辞め、「Jing」の検査員をして暮らしています。そんなある日、数少ない現役の作曲家であり、岡部の親友でもあ

小説×音楽の化学反応/「夜に駆ける YOASOBI小説集」

「夜に駆ける」は、コンポーザーのAyaseさんとボーカルのikuraさんからなる、「小説を音楽にする」ユニット・YOASOBIのデビュー曲です。 この小説集は、これまでYOASOBIが作った音楽の、原作となる小説を集めた一冊となっています。 私はこの本を読むまで、YOASOBIの楽曲は「夜に駆ける」しか知らなかったのですが、これを機会にYOASOBIの1stアルバム「THE BOOK」を聴き、すっかりAyaseさんの作る曲と、ikuraさんの歌声のファンになりました、ぴょ