冬のはじまり/修験道の身体術/ナツメ酒/快適な音楽
11月15日(月)晴れ
今朝の最低気温は0.6度。6時ごろ出かけようとして車に乗ったらフロントガラスが凍っていた。観測地点での気温がプラスでもこちらの方の気温は氷点下になっていたのだろう。部屋の中が暖まるのに時間がかかる。考えたくはないけれども、長い冬が始まったのだなあと思う。
昨日はどうも調子が悪かったのだがいろいろ仕事があったので少しずつ片付けていた。夕方岡谷に出かけて買い物等した後、書店で本を見て面白そうだったのでつい長谷川智「超人化メソッド修験道 山伏伝承心身向上術」(BABジャパン、2021)を買ってしまった。
山伏の用いる身体術、心法などが写真入りで説明されていて、特に「影」の使い方などが面白いなと思った。心の働きを身体で活かす、というような感じだろうか。情報量が多くてすぐにはこなせる感じはしないが、考え方がわかってきたらいかせることもあるかもしれないなと思う。身体は生きることのベースであるわけだし。
夜は夕食の前に干してあったナツメを取り込んで、消毒した広口びんに氷砂糖と一緒にホワイトリカーに漬けてナツメ酒を仕込んでみた。こういうことをやるのは初めてなのでネットを見ながらやってみたのだが、うまく行くかどうかはよくわからない。3ヶ月くらいで飲めるようになるとのことなので楽しみにしておこうと思う。
寝る前に入浴してゆっくり風呂に浸かってから寝たのだが、夜中に汗をびっしょりかいて起きてしまい、下着を替えて用を足してもう一度寝たのだが、朝まで何度もトイレに行って、どうも普段と様子が違ったのだが、体調は昨日よりはいい感じになった。ただかなり寒いので、油断するといけないなと思う。朝起きてもう一度入浴したが、これはよかったのかどうか。冬になるとまた過ごし方が変わってきて難しい。
最近車の中では岡谷の書店で中古で買ったゴンチチのライブ盤を聴いている。ゴンチチは毎週土曜日朝に「世界の快適音楽セレクション」というFMの番組をやっていて、車に乗っている時によく聴いているのだが、ライブ番もとても聞きやすく、まさに快適音楽の巨匠という感じだなと思った。しかし彼らの音楽はいわゆるイージーリスニングとは違うわけで、尖っているところは尖っているし、そこに安心感があってさらに快適、という感じはある。
しかし若い頃に比べると、「快適な音楽を聴きたい」という欲望が高まっていることも事実で、ポール・スミスの「クール・アンド・スパークリング」などはいつまでも聴いていられる感じだなと思っていた。しかし今聞いてみるとやはりゴンチチの方がより聴きやすいなと思うのは、同時代性というものだろうか。
冬に体を慣らしていかないといけない。それと同時に生活習慣も冬に合わせていかないといけないので、しばらくは体調のアップダウンがありそうだ。
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