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公務員にインタビュー【国家税務職⑤】~”勘違い”から導かれた運命~

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公務員になってほしい、
公務員を少しでも理解してほしい、
公務員に優しい目を持ってほしい、
そんな思いで活動しております。

インタビュー第37弾です。
公務員になる人生は、本当に様々だと思います。
申込みの時に間違えて、受験してしまい、
その人生を楽しんでいる。
そんな方にインタビューさせていただきました。

基本情報

・入庁5年目(専門学校 2年在籍)
・個人課税部門
・年収約380万円

仕事内容

主に、個人事業をしている人が提出する確定申告書(所得税や消費税など)の内容が適正であるかの調査、
確定申告の相談業務。

なぜ、税務署職員?

父親が海上保安官であり、
幼い頃から、両親に公務員を薦められてきた。
大学受験失敗を機に、専門学校に行き、
公務員になることを決意した。
その年に参加した警察の説明会で、
一度は警察官を志す。
しかし、警察の受験に失敗し、
本気で志す者でしか公務員になれないと悟る。
正直、国家税務は間違えて受験した。
当初は、税関を受験する予定だったが、
”税関”と”税務”を間違えて申し込んだ。
しかし、その後税務職の仕事を調べるなど、
真面目に面接対策に取り組み、合格をもらえた。

税務署の最初のイメージ

1年間の研修(税務大学校)に入り、
税務のことを学べるので、自分にとって成長が
見込めそうで、とても楽しそうな印象を持った。
難しいことをすることにやる気が
出るタイプなので、
自分に向いていると感じた。

今の職場に就いて、

とても充実している。
今は個人課税部門の中でも、
難しい案件を担当する部門にいるので、
苦労の連続だが、その状況を楽しめる
自分だからこそ、
やりがいを感じて勤務している。

辛い(辞めたい)と感じたことは?

現場配属されてすぐの頃は、
お金を払わさせるとい罪悪感がついていたが、
今は、正しいことをしているという
正義感が上回っている。
他には、話の長い上司がいると、
報告事項も細かく説明しないといけないので、
上司によっては、やりずらさを感じる。

インタビューを終えて

とても真面目だが、どこか抜けている性格が、
自分の人生を決めることになった。
楽な道ではないが、
その道で成長を感じることができるからこそ、
今の仕事を楽しく働くことができている。
税務職は本当に大変な仕事だが、
多くの人がその仕事にやりがいを感じている。
そのやりがいを多くの人に伝えていくことが、
自分の役割だと感じた。

最後までお読みくださり、
ありがとうございます。

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