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公務員にインタビュー【国家税務職④】~やりがいを見い出し、その場所で生きる~

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公務員になってほしい、
公務員を少しでも理解してほしい、
公務員に優しい目を持ってほしい、
そんな思いで活動しております。

インタビュー第24弾です。
国家税務職の方にお話を聞けましたので、
お送りします。
消防官志望で、試験にも合格した方が、
全く違う職種で働いている。
その経緯や心情とは?

基本情報

・入庁3年目(専門学校2年 在籍)
・法人課税部門
・年収約360万円

仕事内容

間接税の申請書類確認、還付申請処理 等
今後は調査業務を行う予定

仕事のやりがいはあるか?

税務相談や確定申告期に来署された方から、
「親切に対応してくれて、ありがとう」と
感謝の言葉を言われた時、
とてもやりがいを感じる。
感謝されることが、
誰かのために頑張っていると感じれ、
仕事のモチベーションに繋がる。

仕事で辛い思いをしたことはあるか?

今の仕事をほぼ1人で任されているが、
引継ぎ期間も短く、とても苦労している。
ある日、申請手続きに来署された方に、
手続きの説明を誤って行ってしまい、
その方をかなり怒らせてしまった。
自分の仕事に対する責任を痛感した経験をした。
その時は、悩む日が続いたが、
職場の上司や先輩に支えてもらい、
同じ失敗を繰り返さないよう慎重な
言動を意識している。

今後の目標は何か?

とにかく仕事を頑張りたい。
取り扱う税が多く、それに伴う税法も多い。
ミスをした際も、
自分の知識不足を痛感したので、
改めて知識を高めることの
重要性を理解したことも影響している。
また、今後は研修等を通じて、
自身のスキルアップも行いたい。
自分が理想とする
上司や先輩はスキルの高い方が多いので、
自分もそれを目標にしたい。

元々消防官希望だが、未練はないのか?

消防官はかっこいいというイメージがあった。
実際、国家税務の他に消防官にも合格していた。
しかし、消防官になることに
母親から反対されて、最後は家族と話し合って、国家税務に入庁することを決めた。

今は未練もないし、後悔もない。
職場で出会う人に多くの刺激をもらっている。
上司、先輩、納税者など、多くの方と話す時、
税の知識以外にも、
社会情勢についても知る必要があり、
仕事の大変さより、充実感が増しており、
日々の仕事に、向上心が持てるという。

インタビューを終えて

家族と話し合い、消防の道ではなく、
税務の道を選んだ。
稀なケースであるので、とても興味があった。
しかし現在は、税務の道で
仕事のやりがいを見い出し、
税務の道を確実に歩んでいる印象を受けた。
ぜひ、この道をいつまでも
歩み続けてほしいと願っている。

最後までお読みくださり、
ありがとうございました。

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